2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ローズの秘密の頁

監督:ジム・シェリダン ジム・シェリダンなので、ある程度のレベルには達してはいるのだが、どうにも深みに欠ける。話もどこかで観たことあるようなもので、ありきたり。神父の行動も不可解。そして問題のオチがいただけない。しょーもないオチに脱力。ジム…

新・さすらいの用心棒

監督:ミケーレ・ルーポ 極平凡なジェンマのマカロニウエスタン。バディ物だけど、これといった特徴もなく、すぐ忘れそうな作品。敵のハゲはよかった。。。

猛獣大脱走

監督:フランコ・E・プロスペリ これイタリア映画だったんだ。猛獣が逃げだすという「ジュラシックパーク」とかの原型と言える作品。さすがに今見るとショボイけど、CGがまだ普通でない時代ゆえ、動物とかガチなのはいい。よくあるB級パニックの域を出な…

極悪坊主

監督:佐伯清 極めて普通。若山富三郎が素晴らしいのはいつものことだが、逆に言えばいつも通りなので驚きがない。気が優しくて力持ちの女好きっていういつものパターン。さして盛り上がりもなく、映画としての魅力が乏しい。菅原文太のニヒルなキャラもあま…

サイレント・ボイス/愛を虹にのせて

監督:マイク・ニューウェル うーん。。。素晴らしい行動ではある。正しいことをしているのだろう。だけど映画自体がイマイチ面白くないので、その行動にもいまひとつ心が動かされない。所詮フィクションで、世の中こんないい人達ばかりではない。理想主義と…

朽ちた手押し車

監督:島宏 1984年に製作されたがお蔵入りし、30年後の2014年5月に劇場公開された、いわくつき作品。悪い作品ではないが、さすがにちょっと地味かなあ。三國連太郎の特殊メイクもちょっとやりすぎな気もする。痴呆、介護、安楽死など老人の抱える悩み、問題…

モリーズ・ゲーム

監督:アーロン・ソーキン 期待したほどではなかったかな。内容の割には話が長いのは、脚本家の初監督だから、カットする勇気がまだなかったのかなあなんて。ソーキン脚本の「ソーシャル・ネットワーク」を思わす情報量の多さで、あれと似た匂いを感じた。ひ…

旅するダンボール

監督:岡島龍介 段ボールアーティスト・島津冬樹に密着したドキュメンタリー。段ボールアーティストなる人がいるんだね。捨てられた段ボールから財布とか名刺入れを作る。ゴミが生まれ変わる。近年段ボールはどんどん増える傾向なので、こういうとこからエコ…

名探偵コナン 天空の難破船

監督:山本泰一郎 いつもの殺人事件と違って、飛行船を舞台にしたパニック映画にしたところが異色。古内一成脚本はいいね。細菌テロと思わせる手口も悪くない。でも一番のキモはやはりキッドだろう。キッドと蘭のやり取り、キッドとコナンのコンビプレーとキ…

アメリカン・アサシン

監督:マイケル・クエスタ うーん普通。これといって特筆するものはない。劣化ボーンって感じか。海だからって安易に放射能をばらまいてはいけない。

不能犯

監督:白石晃士 全然期待してなかったんだけど、アレ面白いぞ。不能犯の殺しのバリエーションが多く、テンポよく次から次へと血祭りに上げていく。これが言い方悪いが結構気持ちがいい。全く共感を求めない悪、そしてスピード感、このダークヒーロー気に入っ…

名探偵コナン 漆黒の追跡者

監督:山本泰一郎 6件の殺人事件や麻雀牌は別にどうってことないが、この事件の真相というか、被害者たちの関連性に面白いものがあった。エレベーターに乗れた人と乗れなかった人というのが斬新。そんな関連性気付かないだろ絶対。でもこのプロット好き。あ…

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

監督:李闘士男 つまらないことはない。悪い映画でもない。でも物足りないというか、なにも残らないというか、インパクトに欠ける。こういうゆるい感じ嫌いじゃないけどね。死んだふりするとかちょっと分かる。小さい頃そういう遊びはしたことある。でもコス…

探偵はBARにいる3

監督:吉田照幸 このシリーズはやはり大して面白くない。ミステリー的な部分も弱いし、何より探偵に魅力がない。しかし継続は力なりと言うように、続けていく内に面白くはないけど、味にはなっていってる。ながーく続ければ枯れた味わいが出てくるかも。今作…

しあわせになろうね

監督:村瀬明郎 ヤクザコメディ。明日ヤクザを解散することになったヤクザたちのてんやわんやの一日。三谷幸喜の舞台劇を観てるような感じ。役者たちがいい。渡瀬恒彦、風間杜夫、伊武雅刀、哀川翔(若い)、有森也実、天宮良(最近あまり見ないなあ)、六平…

マイナス21℃

監督:スコット・ウォー 元プロアイスホッケー選手の雪山生還劇。ジョシュ・ハートネットだから観た。ありきたりな遭難劇で、映画にするほどでもない。テレビぐらいが丁度いい。雪山の遭難シーンだけでは画が持たないので、回想で場を繋ぐが、大したエピソー…

友罪

監督:瀬々敬久 そもそもこの映画はどういう立場なのだろうか。加害者の苦しみを見せることによって、赦しを得ようというのか。分かる部分もあるが、やった罪の大きさを見ると同情はできない。加害者家族も罪を背負わなければいけないのかというテーマもある…

甲鉄城のカバネリ 総集編

監督:荒木哲郎 「前編 集う光」「後編 燃える命」の2本。テレビ版の総集編で、テレビ版は観てた。内容は和風サイバーパンク+ゾンビ。面白い試みだったし、実際前編は面白かった。いろんな映画、アニメ、漫画の寄せ集め感はあったが、キャラもいいし、WI…

ファイナル・オプション

監督:イアン・シャープ テロ映画としても、特殊部隊の制圧映画としても、中々の力作。やや前半はゆったりしすぎな気もしたが、計画、訓練、暗殺とじわじわと本番へと盛り上げていく。後半の米大使公邸を占拠でのテロリストと特殊部隊との攻防など結構楽しめ…

夢と狂気の王国

監督:砂田麻美 「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」の制作現場に潜入したスタジオジブリのドキュメンタリー。宮崎駿と鈴木敏夫が中心。高畑勲はほぼ出てなかった。まあこの人達のことはそれなりに知ってるから、特に驚くべき発見はなかった。なんてことないけ…

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌

監督:山本泰一郎 これ観たことあるような気がしないでもない。なんか既視感あるんだよな。脚本が柏原寛司なので、犯人からの挑戦状みたいな感じがちょっと「ルパン三世」っぽく、だから好きなのかもしれない。しかし目が見えないのに、よくこれだけ用意周到…

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

監督:橋本一 前作つまらなかったからスルーしてたんだけど、ちょっと気が向いたので観ることにした。やはり微妙。前半は絶望的につまらなく、あまりにふざけすぎてる。このシリーズにハードボイルドを期待する方も悪いが。。。大泉洋も個人的にはミスキャス…

万引き家族

監督:是枝裕和 この空気感、是枝映画である。評判だのカンヌだのでいろいろハードル上がってしまったのは残念だが、それでも高いレベルに達してるとは思う。まさに家族映画の是枝といった感じで、現代の社会問題も多く取り入れている。だが現実味の薄さ、詰…

名探偵コナン 水平線上の陰謀

監督:山本泰一郎 うん悪くない。豪華客船での殺人事件。おっちゃん大活躍なのがうれしい。まあトリックとかその辺はまあまあなのだが、事件解決後の伏線回収とかがいつもながらいい。やっぱりコナンは初期の方が出来がいいね。恐らく初期脚本の多くに関わっ…

TAP THE LAST SHOW

監督:水谷豊 水谷豊監督デビュー作。思ったほど悪くなかった。ドラマ部分は素人臭さが漂っていたが、やはりこの映画はタップが全て、そこは普通に見応えあった。水谷のタップへの思い、もしくは憧れみたいなものは伝わった気がした。水谷の相棒イメージを壊…

オンリー・ザ・ブレイブ

監督:ジョセフ・コシンスキー 実話を基にした消防士たちの消火活動を描いたもの。2010年代の「バックドラフト」といったとこか。とりたてて映画としては凄いものはない。だが真のヒーローたちの犠牲があってこそ街は守られたのだ。彼らの勇姿を映画にするこ…

空飛ぶタイヤ

監督:本木克英 池井戸潤原作。WOWOWのTV版は名作。なので映画版作る意味あるのか疑問だったが、昨今の池井戸ブームで引っ張りだしたか。まあテレビより短い分テンポはいい。キャストも豪華。ただ不満もある。終盤もっと心が揺さぶられた記憶があるが、こち…

LUCK-KEY/ラッキー

監督:イ・ゲビョク 「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク。設定は基本同じようだが、中身は変わっている。まあ割と上手くアダプトしてるのではないか。ただ終盤ちょっと飽きてきて失速したが。ブサメン俳優ユ・ヘジンはいいね。あまりずっと顔見たくないけど…

バッジ373

監督:ハワード・W・コッチ 悪くない。70年代の刑事映画の味わいはある。ただ内容は正直普通。エネルギッシュなロバート・デュヴァルで押し切った感じ。中年ハゲオヤジの執念の捜査であった。当時の移民事情、特にプエルトリコ系が騒がしかったようだ。ア…

ブルベイカー

監督:スチュアート・ローゼンバーグ 悪くはないのだが、そこまでノレず。どうも展開が遅く、もっと短くていい。正義感ぶりはロバート・レッドフォードらしく、彼の魅力はよく出てる。ただ刑務所改善にそこまでこだわるのがイマイチ釈然としないが。出番短い…