★★★

ミラノカリブロ9

監督:フェルナンド・ディ・レオ 主役がジェイソン・ステイサムみたいな雰囲気。だからステイサムのクライム映画を観ているようだった。悪くないが、クライム映画ではよくあるパターン。新味はないが、70年代のイタリアの空気に味がある。あれだけ敵対して…

HOMESTAY(ホームステイ)

監督:瀬田なつき 森絵都原作「カラフル」の実写版。アニメ化はされた。序盤はイマイチだったけど、終盤はよかった。アニメよりもやや死ぬ動機が弱い気はするが、それでもこの映画の思いは届いた。人生は辛いことばかりである。でも家族がいる。大切に思って…

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

監督:安彦良和 ちょっと前にTV版のククルス・ドアンだけ観てた。まずあの話を抜き出して、映画版にしようというその発想がいい。ちゃんと映画として成立していたし、メッセージ性が込められていて、今の時代にタイムリーなネタに思えた。そしてやっぱり子…

13人の命

監督:ロン・ハワード 2018年にタイで起きた洞窟遭難事故の救出劇。この事故にこんな裏側があったなんて。人間の知恵と勇気が素晴らしい。本当のヒーローの姿がここにある。13人全員救ったというのは本当に奇跡だ。ヴィゴ・モーテンセンとコリン・ファレルの…

その壁を砕け

監督:中平康 サスペンスとしては、まあまあかな。さすがに犯人見つけるの偶然すぎるだろ。とまあツッコミ所は結構多い。そもそもちゃんと現場検証やれよと。サスペンス映画ではあるが、警察の怠慢や冤罪、そしてラブストーリーでもある。最後のクラクション…

あの夜、マイアミで

監督:レジーナ・キング モハメド・アリ、マルコムX、サム・クック、ジム・ブラウンが一堂に会すると聞くと一見面白そうに思うが、意外とこぢんまりとまとまってしまった。その時代、そして黒人が集まれば自然と人種差別の話になる。いつまでたってもそこか…

観察者

監督:マイケル・モーハン ちょっとだけ「彼氏がステキになったワケ」を思い出した。展開はまあある程度読めたが、かなり胸糞悪い系の映画。こういう意地の悪い映画は好みではあるのだが、それほど面白いには至ってなはい。このまま終われば、ただの悪趣味映…

REVENGE リベンジ

監督:コラリー・ファルジャ ハリウッド映画かと思ったら、フランスでした。まあありがちなリベンジ物だけど、勢いで押し切った。てゆうか死ぬだろ普通。あの串刺しは「MOZU」の池松壮亮を思い出した。この手の復讐系は好きだけど、どっかで観たぐらいのもの…

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ

監督:木下麦 TV版は大いに楽しんだ。で劇場版であるが、新作だと思ったら総集編だった。ちょっとがっかりしたが、それでも面白いのでまあいっか。でもTV版観てないと、このダイジェストじゃ付いていけないと思う。ラストだけは新作部分で、最終回のその…

友情にSOS

監督:キャリー・ウィリアムズ アメリカにおける黒人の立場が、この一本に集約されている。コメディ調だが、結構深い部分を突いてくる。黒人に対する偏見だったり、警察の対応だったり、差別の根深さを感じさせる。終盤白人女は謝罪するが、そっとドアを閉め…

マトリックス レザレクションズ

監督:ラナ・ウォシャウスキー 18年ぶりの続編。正直不安しかなかったが、そんなに悪くなかった。キアヌがゲームデザイナーで、マトリックスというゲームを作っていたという設定がいい。そこからこの世界がマトリックスと知って覚醒するわけだが、そこに結構…

THE UPSIDE/最強のふたり

監督:ニール・バーガー フランス映画「最強のふたり」のハリウッド・リメイク。出来としてはオリジナルの方が良いのかもしれないが、これはこれで悪くない。ハリウッドだからもっと派手になるのかと思ったけど、逆にこぢんまりとした作り。ブライアン・クラ…

過去を逃れて

監督:ジャック・ターナー モノクロ、ロバート・ミッチャム、カーク・ダグラスとわくわくさせるようなフィルムノワール。前半は面白かった。ただ後半に行くにしたがって、イマイチ話がよく分からなくなった。こんなに複雑にしなくてもいいのに。微妙だった後…

人間狩り

監督:松尾昭典 なんか殺人ゲーム的な話かと思ったけど、全然違った。時効まで36時間、刑事が犯人を追う。刑事の執念と犯人家族を交互に見せ、時効までのタイムリミットをスリリングに描く。いいねえ長門裕之。大坂志郎も味あり。終盤の駅のシーンが印象的…

ザ・レポート

監督:スコット・Z・バーンズ アメリカの戦争は拷問の歴史でもある。数々の戦争で拷問をしてきた。それをまあ告発してるんだけど、今後も拷問は無くならないよ。拷問は効果がないという結論と言いつつ、結局止めないんだから。アネット・ベニングの大袈裟な…

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり

監督:トム・ハーパー 人間というのは好奇心の生き物ということ。知りたいという欲求が無茶をさせる。でもそうやって先人の命がけの挑戦があるから、今の天気や安全な生活が成り立っている。冒頭の人が空から落ちてくるとことか、犬を空から落とすとこなど、…

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~

監督:ダリウス・マーダー 難聴の映画。突如音のない世界に向き合うのは恐怖であろう。突然の環境の変化で一番不安なのは、やはり仕事である。彼の場合、フリーなドラマーという立場だから、ある程度融通が利くが。そして彼女の豹変ぶりにびっくり。変な話、…

ヴァスト・オブ・ナイト

監督:アンドリュー・パターソン 未知との遭遇。SFなんだけど、会話劇というのがちょっと異色。会話の多さにやや辟易するが、このレトロな風味は嫌いじゃない。撮影も結構驚異的なものあり。結局終盤の展開が思ったほど面白くなく、UFOに遭遇して終わりとい…

愛すべき夫妻の秘密

監督:アーロン・ソーキン 往年の人気シットコム「アイ・ラブ・ルーシー」の舞台裏。夫婦役が実生活でも夫婦だったんだね。50年代の男性社会において、ズケズケとモノを言うルーシーにびっくり。ニコール・キッドマンがメイクで熱演。でもアーロン・ソーキ…

キュクロプス

監督:大庭功睦 復讐物。こういうの結構好きだけど、展開が読めてしまった。でも思った通り進むのが意外と悪くなく、気持ちよさになっていた。自分だったらこうするっていうのと同じ感じだったので、この監督とは相性いいのかも。役者もマイナーではあるが、…

明日への地図を探して

監督:イアン・サミュエルズ 「恋はデジャブ」系。要は同じ一日を繰り返すってやつ。でも繰り返すのが一人じゃなく二人ってとこがポイント。序盤の長回し風なとこは、ちょっと「バックトゥザフューチャー」を思わせた。イマイチ盛り上がりに欠けるとこはある…

12人のイカれたワークショップ

監督:田口清隆、島崎淳 前半はワークショップでの稽古をドキュメンタリーで、後半はそのメンバーで映画を作ったものという二部構成的な異色作。まあその試みは悪くない。12人もいるけど、意外と皆キャラが立っていた。映画の内容よりも役者が生きていくの…

皮膚を売った男

監督:カウテール・ベン・ハニア 背中に刺青をいれて、自身をアートとして売った男の話。その背景にはシリアの難民問題や難民から搾取する差別だったりとか、革命と公共の場で言っただけで、逮捕される自由の無さだったり、いろんな問題が見え隠れしている。…

君の名は

監督:大庭秀雄 「第一部」「第二部」「第三部」。伝説のメロドラマを観る。総時間6時間11分。長いけど、そこまで疲れなかった。ただ第一部だけで十分という気も。ほぼ第一部がすべて。あとはくっついたり離れたりの繰り返し。そこまで主人公たちに感情移…

降霊会 ―血塗られた女子寮―

監督:サイモン・バレット B級だし、安っぽいちゃ安っぽいんだけど、意外に観れる。オチも想定内だし、展開も読めちゃうけど、それがそれほどマイナスになってない。安い割には健闘してる。スーキー・ウォーターハウスは結構応援してる。大おまけ。

ディナー・イン・アメリカ

監督:アダム・レーマイヤー なんだろう、不思議な魅力あり。ちょっと「ボニー&クライド」風。社会のはみ出し者がダラダラとかつ暴力的に生きてるだけなんだけど、このダメ人間たちが段々と愛着が湧いてくる。まあ現実世界では関わりたくないけどさあ。バカ…

かぐや姫

監督:田中喜次 1935年の映画。この時代のファンタジーとして貴重。円谷英二が撮影に参加。ちょっとミュージカルっぽい作り。正直ちょっと分かり辛い部分はあるが、あとで調べてなんとなく分かった。かぐや姫は月に帰ると見せかけて、皆を騙して逃げると…

ラストナイト・イン・ソーホー

監督:エドガー・ライト 映像にしても歌にしてもエドガー・ライトのセンスの高さは伺えたのだが、肝心の話はイマイチ。二人の女優の世代を超えた鏡のような設定は技巧的ではあるが、それが面白さに繋がっているかと言われるとうーん。。。アニャ・テイラー=…

ブレット・トレイン

監督:デヴィッド・リーチ 伊坂幸太郎原作。「オリエント急行殺人事件」をタランティーノ風にかつおバカに撮った感じ。原作は読んでないが、プロットは悪くない。人物の絡み具合は確かに伊坂幸太郎だ。集められた敵対する殺し屋たちが、最後に協力するとこと…

女々演

監督:高野舞 悪くない。女子高生と文化祭。こういう青春物は割と好き。しかし女は怖いね。上辺は仲良く、影では悪口。学校という社会で生きていくのも大変だよ。本当の友情になるにはいっぺん喧嘩して、腹を割ってぶっちゃけないといけない。結局文化祭は大…