★★★

“隠れビッチ”やってました。

監督:三木康一郎 隠れビッチよりもそもそも情緒不安定。こんな起伏の激しい女はついていけない。きっと森山未來はドMなんでしょう。なんかバカ女の暴力コメディかと思ったら、後半毛色が変わり出した。何でも親が原因と考えるのは安易だが、確かにそういう…

スタートアップ・ガールズ

監督:池田千尋 女性の起業という切り口は中々面白かった。こういうお仕事映画は好き。いまひとつ終盤の盛り上がりには欠けたが、こういう仕事もあるんだという普段見れない部分も見れた。上白石萌音の演技には不安があったが、さすが女優です見事になりきっ…

「無頼」より 大幹部

監督:舛田利雄 ちょっとだけ「カリートの道」を思い出した。だから嫌いじゃない。まあ典型的なヤクザ映画なんだけど、仁義や友情に熱い渡哲也がカッコよかった。松原智恵子も若い頃は滅茶苦茶美人。待田京介の存在感もさすが。中盤の頭上から撮影した建築現…

ビューティフル・カップル 復讐の心理

監督:スヴェン・タディッケン 旅行先でレイプされ、帰国後その犯人を偶然見つけるのだが。。。こういう話は好き。前半は胸糞悪く、こいつらをどうやってコテンパンにするのか、こっちが妄想してしまうぐらい。被害者側がいつまでも怯えて暮らさなければいけ…

ベニシアさんの四季の庭

監督:菅原和彦 知らなかったけど、このベニシアさんはハーブ研究家で、NHKで番組をやってた人。彼女についてのドキュメンタリー。外国人によって日本の良さに気付かされる。そういうことは多々ある。日本の文化、伝統、自然を彼女を通して発見できた。京都…

mellow メロウ

監督:今泉力哉 結構良かった。この映画のゆったりとしたリズムが心地よい。主人公の周りで起こる恋愛模様。花屋、ラーメン屋、床屋など仕事場のチョイスもいい。田中圭は面白味のない役者だったけど、最近売れだして、その無味な感じが個性になって悪くない…

丑三つの村

監督:田中登 いやあ狂ってる。まさかこんな映画だったとは。夜這いしたり、拳銃撃ったり、脈絡ない話にどうも乗りきれなかったのだが、終盤の皆殺しに唖然呆然。もっと村人が悪人ならもう少し共感できたんだけど、これじゃあ共感はできない。確かに村八分と…

シライサン

監督:安達寛高 作家・乙一の長編監督デビュー作。「リング」系。こんなに「リング」を意識したものだったのが意外。乙一なので、もっとヒネリがあるかと思ったら、そうでもなかった。でも嫌いじゃない。怪談話の発生元を探る作業は面白い。飯豊まりえ好きだ…

ラストレター

監督:岩井俊二 手紙のすれ違い。電子メールでなく、手紙というアイテムがこの映画に風情を与えている。この廃れゆく手紙が、淡い岩井的な青春ドラマには相性がいいのだ。そして広瀬すずと森七菜のこの姉妹の破壊力。この輝きと儚さ。この時代の二人の光を刻…

殺さない彼と死なない彼女

監督:小林啓一 3組の少年少女の学生が織りなす青春模様。思ってた感じと違った。正直この世界観はあまり好みではない。会話が中二病的で、どうもなじめない。そこまでキャラたちに魅力があるわけでもなく、 間宮祥太朗と桜井日奈子のメインの話以外の2つは…

ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦

監督:アリエル・ウィノグラッド 2006年、アルゼンチンで実際に起きた銀行襲撃事件を映画化。結構シンプルな強盗劇で、それほど凄いものはないんだけど、なんかのらりくらりと最後まで退屈しなかった。真面目な作風でもなく、ちょっとコメディチックでど…

映画 あたしンち

監督:やすみ哲夫 TVアニメ版は観てないので知らないけど、ほのぼのとした日常系のアニメ。その劇場版で、まあ「君の名は」と「バックトゥザフューチャー」を合わせたようなオリジナルストーリー。母と娘が入れ替わる。娘の修学旅行に母が行き、母の同窓会に…

15ミニッツ・ウォー

監督:フレッド・グリヴォワ 1976年に、当時フランス領だったアフリカのジブチで起きたバスジャック事件をモチーフにしたもの。背景に独立とかあるんだけど、内容的にはシンプルなテロ制圧ものだった。そこそこの緊張感もあり、硬派なアクション。特殊部隊の…

アダムズ・アップル

監督:アナス・トマス・イェンセン 旧約聖書の「ヨブ記」を下敷きにした話だそうだが、詳しいことは知らない。最近の映画と思ったら、2005年だそうだ。デンマーク映画やドラマでよく見る顔たちばかりだった。ただこのブラックコメディは奇妙な笑いで溢れてい…

アイネクライネナハトムジーク

監督:今泉力哉 群像物が得意な作家・伊坂幸太郎と恋愛群像劇の名手・今泉力哉。この二人の組み合わせは果たして上手くいったかというと、まあまあかな。今泉は自分の脚本じゃないからか、何となくいつものリズムと違う気がした。月日を飛ばした技が、それほ…

ひとよ

監督:白石和彌 家族はめんどくさい。憎みたい、でも憎めない。ぶつかるけど、それでも繋がっている。一度壊れた家族は簡単には戻らない。そこで戻れるか戻れないかは愛次第。嫌なことはたくさんあったが、それでも消えないのは家族の記憶。その愛の記憶が最…

西部魂

監督:フリッツ・ラング フリッツ・ラングが西部劇ってのが意外だった。でもさすがに素晴らしい。荒野に電線という西部劇の終わりを告げるような、ちょっと物哀しさがあった。三角関係あり、技術発展あり、そして昔の仲間から抜けられない男の葛藤ありでテン…

長くつ下のピッピ

監督:オーレ・ヘルボム 愛すべき児童映画。ピッピのキャラが強烈。まるで絵本から飛び出してきたような、奇想天外で予測不能な怪力少女。この少女に皆が振り回される。ちょっと「ホームアローン」のような風味も。色彩も鮮やかで、古めかしいけどそこに味が…

T-34 レジェンド・オブ・ウォー

監督:アレクセイ・シドロフ 評判良かったようだが、そこまで凄くはなかった。なんつーかいつものロシア映画って感じ。最初はどっちが敵味方か区別がつかず、分かり辛かったけど、戦車同士の熱い闘いは楽しかった。ただちょっと演出とかコメディっぽさがあり…

ロストパラダイス・イン・トーキョー

監督:白石和彌 白石和彌の長編デビュー作。最初は安っぽい映像にどうなることやらと思ったが、確かに東京の失われた楽園がここにはあった。社会の片隅で生きる人間たちの顔が見えた。孤独で何かに追われ、それでも自分は何かを探している。そして彼らはその…

犬神の悪霊

監督:伊藤俊也 「悪霊」と書いて「たたり」と読む。まさにカルト映画。何から話していいのやら。オカルトブームや公害問題など当時の世相を反映している。そして日本的な村八分と犬神の怨念。いろんなものがミックスされたもはやカオスな内容。終盤の少女と…

恐怖の報酬

監督:ウィリアム・フリードキン オリジナル完全版。同名フランス映画のリメイク。本題に入るまでが長い。本家は大分忘れているけど、あっちの方が面白かったと記憶。でもこれはこれで魅力はある。あの壊れそうな吊り橋を渡るシーンの迫力ある画は素晴らしい…

呪怨 白い老女

監督:三宅隆太 2部作の1編。まあまあ。エピソードを巧くバラバラにしたのが勝因。それほど怖くはないが、1時間という短い時間ではかなり健闘している。適度な気味悪さと時系列をいじくり、その辺の繋がりで興味を引いて退屈はしなかった。バスケットボー…

太陽の中の対決

監督:マーティン・リット 原作エルモア・レナード。中盤までは盛り上がりに欠く西部劇。だが途中から動き出す。インディアンに育てられた白人の葛藤が中心。若干違和感のある役ではあったが、寡黙なポール・ニューマンがいい味。そして終盤の立てこもるシチ…

永遠に僕のもの

監督:ルイス・オルテガ 天使の容姿に悪魔の心。70年代にアルゼンチンで実際にあった連続殺人事件をモチーフにしてる。時代の雰囲気と音楽がいい。アルゼンチンだからか殺人といっても暗いものでなく、どこか明るいのがお国柄を感じる。

ボーダー 二つの世界

監督:アリ・アッバシ 確かに初っ端から気味悪さがあった。税関で鼻をクンクンさせる主人公。容姿から異様な気配が伝わり、話は斜め上な方向に進んでいく。原作は「ぼくのエリ」の人ということで、異形な者たちへの物語など共通点はあった。世の中には本当に…

わたしは光をにぎっている

監督:中川龍太郎 田舎の美しい自然の風景と滅びゆく東京の下町の風景。町が主役なのかな。特になんてことない田舎から来た少女が、下町を彷徨うだけの話。でもここにも生活がある。寂れてるんだけど、これがなんか懐かしさと悲しさが同居していて、なんとも…

鈴木家の嘘

監督:野尻克己 ひきこもりや現代社会の生き辛さなど現実の厳しさを感じる。そしてこの手の日本映画が多い。風俗やアルゼンチンなどを笑いで包み、家族の不幸と愛を見つめる。中々の家族映画ではあったが、このジャンルにしてはちょっと長い。まあ退屈じゃな…

家光と彦左と一心太助

監督:沢島忠 時代劇でもよくある替え玉物。一心太助シリーズの第四作らしいが、前三作観てなくても、これは番外編らしいので問題なし。徳川家光と瓜二つの魚屋の太助が入れ替わる。まあ影武者だな。そこで巻き起こるコメディと人情ドラマ。何といっても一人…

刺青

監督:増村保造 原作谷崎潤一郎。現代劇に翻案された84年の「刺青 IREZUMI」を観てたけど、あれも勝手に刺青を彫られてたけど、こっちも当然勝手に彫られていた。そもそものこの行動が狂ってる。その彫られた女郎蜘蛛が、まるで男達に復讐するかのように男達…