2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夕霧花園

監督:トム・リン うーん、あまりキャストに魅力を感じなかった。いや阿部寛は好きだけど、あまり活きてないような。女優さんもイマイチ。日本庭園の話なり制作なりのもっと深い部分を見たかったんだけど、どうも見たかったものと違った。戦争話やロマンスに…

DUNE/デューン 砂の惑星

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ なんだろう。素晴らしいんだけど、どこかヴィルヌーヴの過去作と似たり寄ったりな作風に、代り映えのしない単調さを感じるのも事実。いや素晴らしい出来ではあるんだけどね。そしてキャストがとにかく凄い。旬や名前のある実力者…

サイボーグ009 怪獣戦争

監督:芹川有吾 60分程度の中編映画。途中でウトウトしてしまい、あまり話についていけなかった。まあでも009たちが怪獣をやっつけるだけの特に代り映えのない話。別に観なくてもよかったかな。。。

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件

監督:ミカエル・マルシメーン なんだこのしょーもないタイトルは。まあタイトルが全てを物語っている。セスナ機に残された二人のサバイバルパニック映画。大したもんじゃないけど、暇つぶし程度にはなっている。こんな体験したら、また二人はくっつくんだろ…

利用規約の男

監督 : 高島優毅 13分の短編。利用規約という着眼点はいいと思う。ただそんなに面白くはないけど。こんなもんまともに読む奴なんていないわな。オチもまあまあ。

霧の旗

監督:西河克己 松本清張原作であり、山口百恵と三浦友和のコンビ作。山田洋次版は傑作だったけど、こっちもまあ面白かった。山口百恵が18歳らしいが、滅茶苦茶大人びてる。恐るべき18歳。犯人探しをしないで、お門違いな復讐劇に持っていくという異質さ…

レッド・スネイク

監督:カロリーヌ・フレスト 女性たちの特殊部隊なんてのがあったんだね。普通に生きてたか弱い女性が、いろんな地獄を見てきて、巡りついた先が特殊部隊。女性も強くなきゃ生きていけない世界。突き詰めれば、ことの本質は宗教。結局宗教って世界を悪くする…

ネッド・ライフル

監督:ハル・ハートリー ヘンリー・フール・トリロジー完結編。子供だったフェイとヘンリーの息子、ネッド・ライフルが18歳になり、変人少女と父親捜しの旅へ。これだけ観ても何にも面白くない。このシリーズを通して観ないと理解不能。まあシリーズ全部観ても…

トイ・ストーリー4

監督:ジョシュ・クーリー 正直終盤までは、この映画を作る意味あるのかと疑問ではあった。3で終わらせればよかったのにとも思えた。でも最後になって、この映画のやりたいことが見えた。これは人形の旅立ちであり、ラブストーリーである。悪くはなかったけ…

浜の朝日の嘘つきどもと

監督:タナダユキ 震災とかコロナとか今を生きる人達の現実を映している。でもその割には全くマスクつけてないのは、若干気にはなるが。一応高畑充希が主役だが、大久保佳代子が主役とも思えるぐらい大きな役だった。そしていい味は出していた。それと柳家喬…

少年の君

監督:デレク・ツァン いじめダメ絶対。壮絶ないじめからの純愛。こういう映画はひりひりする。あのいじめっ子の女がまた嫌な奴。あれだけ酷いことしておいて、都合悪くなると謝罪を求める自分勝手さに腹が立つ。ある意味ざまあみろな最後ではあったが、受験…

すべてが変わった日

監督:トーマス・ベズーチャ 現代で西部劇を撮ったらこんな感じ。レスリー・マンヴィルの怪演とジェフリー・ドノヴァンのいやらしさが印象的だった。アメリカの田舎にはまだこういう旧世代の西部劇の世界の住人みたいな輩がいそう。敵を過度に強くしなかった…

クライモリ

監督:マイク・P・ネルソン マシュー・モディーン年取ったなあ。それはさておき、リブートである。まあ大して期待してなかったけど、案の定つまらん。そもそもオリジナルもそれほど面白くなかったし。。。

マイ・ダディ

監督:金井純一 安っぽさを感じさせるんだけど、脚本がそれなりなので、どこか不思議なテイストになっている。そしてそれはムロツヨシという存在がよりこの映画を不思議な空気にしている。時間軸いじりも悪くない。父親とはという、まあよくあるちゃある話な…

レリック ―遺物―

監督:ナタリー・エリカ・ジェームズ 結構評価高めの映画だったけど、実際はまあ大したことなかったかな。結局あの婆さんは何だったのか。家に何かがいるのかいないのか。何だかモヤっとした抽象的な感じで、もうひとつ爆発力はなかった。エミリー・モーティ…

恋する寄生虫

監督:柿本ケンサク もっとラノベっぽい話かと思ったら、妙な演出もあって、よく分からん平凡な映画になってしまった。小松菜奈が出てるので期待したんだけどなあ。あと最近この手の作品って東京破壊するの多い気がする。要は他人との関わりが苦手な二人の恋…

フェイ・グリム

監督:ハル・ハートリー ヘンリー・フール・トリロジー。まさかの3部作の第2弾。いやあ、あの映画の続編を作るという発想がすごい。ヘンリーフールというただの変人の映画だった第一作から、まさかの変貌を遂げる。そう、ヘンリーはスパイだったというトンデ…

ベル・エポックでもう一度

監督:ニコラ・ブドス ダニエル・オートゥイユも年取ったなあ。体験型エンタテイメント・サービスに若干無理を感じたけど、まあエンターテイメントだし、大目に見るか。狙いは分かるけど、そこまでノスタルジーに浸れなかったなあ。

アイヌモシリ

監督:福永壮志 アイヌといえば「ゴールデンカムイ」ぐらいの知識だけど、アイヌの文化や生活など、興味深いものはあった。アイヌはアイヌで世代によって、変化が出てきているようだ。観光か伝統かでもいろいろと考え方の違いもある。だけど、コミュニティと…

レミニセンス

監督:リサ・ジョイ 記憶を題材にしたSFで、そこに謎の女やらのフィルムノワール的要素を絡めた非常に好みな作品なんだけど、上手くいったかといえばそうでもない。失敗した「インセプション」って感じ。いやいいシーンもあるし、話も全然悪くないんだけど…

エクストロ

監督:ハリー・ブロムリー・ダヴェンポート 80年代のB級いやC級SFホラー。もうちょっと期待したんだけど、あんま面白くなかった。チープな味を楽しむもんなんだけど、その辺もあまりハマらなかった。マリアム・ダボのおっぱいよりもヘアーの方がびっく…

パリのどこかで、あなたと

監督:セドリック・クラピッシュ 交わらない二人。二人の普通の男女のふつーな生活を交互に見せる。フランスの恋愛事情や労働状況など、今のパリの姿も垣間見れた。主演二人の普通っぽさがいい。好感が持てる。まあわかっちゃいるけど、最後に二人は。。。

彩り河

監督:三村晴彦 松本清張原作。なんじゃこりゃな酷い出来。ミステリーというより、安い復讐物。キャストは凄いけど、逆になんか浮いてる。はっきり言って話がよく分からん。人物造形も行動も何もかもちぐはぐ。突然メロドラマっぽくなったり、音楽もバカっぽ…

タレンタイム~優しい歌

監督:ヤスミン・アフマド マレーシア映画。悪い作品じゃないけど、そこまでハマらず。マレーシア映画なんてほとんど?観たことないので、言語が英語なのは意外だった。タレンタイムなんていう学園祭っぽいやつも、アメリカ的な感じだし。どうも主演の子にイ…

張込み

監督:野村芳太郎 正直映画としては大したもんではない。それでもなんかいいのは、50年代の日本の街並みやら風俗やらの風景のおかげだろう。張込みといっても、ほぼ何も起きず、盛り上がりが一切ない。スリリングな刑事ものを期待すると肩透かし。遠くから…

悲しきヒットマン

監督:一倉治雄 「アウトレイジ」でもヤクザはやってはいたが、三浦友和にヤクザのイメージがほとんどない中、結構ちゃんとヤクザをやっていて、思いの外よかった。松村雄基久しぶりに見たけど、彼はいい雰囲気はある。成田三樹夫とかさすがベテランの凄み。…

ファーストラヴ

監督:堤幸彦 TV版は観ていた。ドラマとしてはTV版の方が面白かったような気がする。あんま覚えてないけど。結局この映画は何が言いたいのか。ミステリーってわけでもないし、なんとなく煮え切らない。トラウマを抱えた人間たちの赦しが本題であり、事件自…

悪魔がみている

監督:ロモーラ・ガライ ロモーラ・ガライはなんでこれ撮ろうと思ったんだろう。所々に面白いシーンがあって、悪くはないんだけど、そこまで凄くもない。悪魔っていってもただのババアだし、簡単に殺せそうだけど。終盤結構カオスになり、そのカオスっぷりも…

この世界に残されて

監督:バルナバーシュ・トート 戦後のハンガリーという社会背景もあるが、やりたかったことは「ロリータ」なのかなと。オッサンと少女の微妙な距離感。嫉妬したり強がったりと、この小さいやりとりがボディブローのように効いてくる。特にオッサンには。少女…

ヘンリー・フール

監督:ハル・ハートリー ハートリーらしい独特な作風。変人が実は普通で、平凡な男が実は天才だったって話。ヘンリーフールのトーマス・ジェイ・ライアンがとにかく個性的。ちょっと長いし、話もダラダラしてるんだけど、なんかこの空気感は嫌いになれない。…