この世界に残されて

監督:バルナバーシュ・トート

戦後のハンガリーという社会背景もあるが、やりたかったことは「ロリータ」なのかなと。オッサンと少女の微妙な距離感。嫉妬したり強がったりと、この小さいやりとりがボディブローのように効いてくる。特にオッサンには。少女だけど、顔は大人びてるんだよね外国人は。切なさは足りなかったけど、ラストのオッサンの涙がいろいろと物語っている。ちょいおまけ。