少年の君

監督:デレク・ツァン

いじめダメ絶対。壮絶ないじめからの純愛。こういう映画はひりひりする。あのいじめっ子の女がまた嫌な奴。あれだけ酷いことしておいて、都合悪くなると謝罪を求める自分勝手さに腹が立つ。ある意味ざまあみろな最後ではあったが、受験とか嫉妬とかストレスの矛先が自分に向かうとほんとめんどくさい自体に発展する。こんな人間に出会ってしまったばかりに、まともな人間も損をする。主演の二人が素晴らしかった。最後の教訓じみた説教は余計だけど、彼女を後ろから見守る距離感とかはよかった。