2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロウィン KILLS

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン デヴィッド・ゴードン・グリーン版の続編。つまらんなあ。つーかジェイミー・リー・カーティス全然出てないじゃん。ちょい役レベル。これじゃあ駄目だよ。そしてことごとく拳銃で外す人達。揃いも揃ってなぜか拳銃で外…

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション

監督:長崎健司 いやあやっぱいいねヒロアカ。今回は劇場版第3弾。前作もよかったけど、今作も熱い熱い。前半はケースの争奪戦で、後半はアクション。とにかくアクションの凄まじさは相変わらず。そこに新キャラ、ロディとの友情や絶対に諦めないヒーローの…

パーフェクト・ケア

監督:J・ブレイクソン てっきり介護かなんかの社会派映画だと思っていたら、サスペンス物だった。まあ監督が「アリス・クリードの失踪」の人なので、おかしいとは思ったが。アメリカにはおかしな制度があるもんだ。どこまで本当かは知らんが。並のホラー映…

2/デュオ

監督:諏訪敦彦 最近のいい人でマイルドな西島秀俊からは想像できないぐらい昔は尖がっていたんだね。97年の作品。二人のカップルのすれ違い。こんな男とは付き合ってはいけない。でも彼女もどこか依存している。というか支配されてるのかな。突然怒鳴りた…

リバースダイアリー

監督:園田新 悪くはない。いいとこもある。でも全体的に作為的で、ちょっと素人臭い。彼女との出会いもバレバレだし、飛行機事故にしろ、ストーカーの家に上がり込んだり、ストーカーと仲良くなったり、行動とか事件とかがあまりに映画のためのものになって…

ハニーレモンソーダ

監督:神徳幸治 まさに少女漫画。なんかキラキラしてた。吉川愛、堀田真由は結構好きなので、そこはまあよかった。さてラウールだが、俺様演技はそういうキャラだからなんだろうが、あまりハマってるとはいえなく、妙にカッコつけた演技でなんだかなあという…

クリスマス・ウォーズ

監督:イアン・ネルムズ、エショム・ネルムズ サンタクロースvs殺し屋っていう発想はそんなに悪くない。ただ思ったほど面白くなかったけど。メル・ギブソンもすっかり年取っちゃったし、普通になってしまった。よかったのは、マリアンヌ・ジャン=バプティ…

スイング・ステート

監督:ジョン・スチュワート 選挙コメディ。スティーヴ・カレルだとどうしても彼の個性が強く出てしまう。良くも悪くも。映画でも最初の方に言っていたが、政治など嘘ばかりみたいなことを言っていたが、この映画自体も最後はそういう展開になる。まあ所謂ど…

どろ犬

監督:佐伯孚治 刑事が悪に堕ちていく。モノクロのフィルムノワール的な雰囲気があり、好みの作風なのだが、全然面白くなかった。役者も大木実や相変わらず曲者な西村晃や田中邦衛、井川比佐志などいい役者は揃っているのに勿体ない。もうちょっと単純な話で…

ブラックバード 家族が家族であるうちに

監督:ロジャー・ミッシェル デンマーク映画「サイレント・ハート」のリメイクだそうだ。オリジナルは観てない。うーん普通。安楽死する母と最期に過ごす3日間。家族が実家に集まってその日を迎えるまで。この3日でいろいろな事実が判明したりもするが、結…

ドライブ・マイ・カー

監督:濱口竜介 チェーホフは分からないが、堅苦しさはなかった。劇中劇とシンクロするような構成も巧い。終始淡々とした語り口なのに、3時間退屈させなかったのは会話の力なのかなあ。舞台や多言語という取っ付きにくい要素が、なぜか心地よかった。役者が…

いとみち

監督:横浜聡子 駒井蓮が津軽弁と三味線で熱演。メイドカフェと三味線という組み合わせが思ったほど映画的な興奮がなく、想定内というか平凡な話が続き、あまり面白くなかった。結局何が言いたいのか。青春映画としてもイマイチ盛り上がりがない。黒川芽以は…

十人のならず者

監督:H・ブルース・ハンバーストン そこまで十人という数が前面に出てない。女をめぐる男たちの対立。ごく平均的な西部劇。ランドルフ・スコットはやはりかっこいい。リー・ヴァン・クリーフが出てるが、気付かなかった。。。

日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-

監督:湯浅政明 Netflixのアニメシリーズを劇場版に再編集。なんか妙にアニメーションが荒いように思えた。一応小松左京の原作ということだが、全然違う独自のものになっている。そこまで悪い出来ではないけど、多様性とかを意識した作りであったり、あまり…

ペトルーニャに祝福を

監督:テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ 北マケドニア映画。めずらしい。これはただの迷惑女の話ではあるが、そこから女性差別や警察の権力、宗教の危険性など、様々な問題を浮かび上がらせている。とはいえあの十字架をすぐ返せばいいだけの話なのだが、彼…

オクラホマ・キッド

監督:ロイド・ベーコン まあごく普通の西部劇だけど、ジェームズ・キャグニーが出てるので、彼の魅力でなんとか成立している。また悪役がハンフリー・ボガートなので、二人の共演がやはり一番の見所。キャグニーって小さいし、あまり強そうじゃないし、独特…

日本以外全部沈没

監督:河崎実 筒井康隆原作。うん酷い出来。でも嫌いじゃない。今じゃ作れない映画。こういうものが作れない時代になってしまったのは悲しい。ふざけてるし、バカバカしいし、いろんな国をバカにしてるし、もちろん日本もおちょくってるし。でもこういう映画…

白い牛のバラッド

監督:ベタシュ・サナイハ、マリヤム・モガッダム この映画、観る前は山の牛飼いかなんかの映画だと勝手に思い込んでいたが、全然違った。夫が殺人で死刑になるから始まり、この未亡人の生活を描いた映画と思いきや、真相を小出しにしてくる。夫が実は冤罪で…

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。

監督:マイケル・チャベス 「死霊館」シリーズの第3弾。正直このシリーズのファンじゃないので、観るのやめようかなあと思ったけど、なんとなく観た。まあ想定内な出来。可もなく不可もなし。よくあるホラー。実在の事件を基になんていってるけど、こんなの…

コレクティブ 国家の嘘

監督:アレクサンダー・ナナウ なんか途中で寝てしまい、話がついていけなくなった。。。ライブハウスで火災が起き、負傷者が病院で治療を受けたのに、火災とは関係ないことで次々と命を落としている。調べた結果、消毒薬が薄められたことが原因らしい。普通…

キャッシュトラック

監督:ガイ・リッチー フランス映画「ブルー・レクイエム」のリメイクだそうだ。いやあ結構面白かった。近年のガイ・リッチーの中では一番の出来。正直ガイ・リッチーも、もうダメかなあと思ったけど、最近復調している。そしてジェイソン・ステイサム最高。…

愛のように感じた

監督:イライザ・ヒットマン 「17歳の瞳に映る世界」のイライザ・ヒットマン長編デビュー作。悪くはない。少女の性への目覚め。金魚の糞みたいに親友の女とその彼氏の後をついていく主人公。14歳ならそんなに焦る必要ないんだけど、向こうの人達はマセてるか…

17歳の瞳に映る世界

監督:イライザ・ヒットマン 中絶するための旅。女性で生きることの大変さ。生理一つとってみても。男に生まれたかったみたいな台詞が印象に残った。この映画は中絶というものの、ありのままを伝えている映画に思えた。だから妙に中絶の説明が細かい。この映…

ブータン 山の教室

監督:パオ・チョニン・ドルジ 素朴。教育の大切さと自然との暮らし。文明から外れた辺境の学校での教師生活。生徒たちにとっても勉強であるが、教師にとってもいろいろ学ぶべきことはあると思う。こういう地があることは貴重だし、失われてはいけない場所で…

1秒先の彼女

監督:チェン・ユーシュン 前半彼女視点、後半彼氏視点というのはまあまあ。ただそこまで巧さを感じないのは、キャラクターにそこまで愛着が持てないからではないか。彼女もそこまで可愛くないし、彼氏はこれは綺麗に仕上げているが、一歩間違えればストーカ…

MINAMATA―ミナマタ―

監督:アンドリュー・レヴィタス 水俣病映画。作る意義はあるとは思うが、映画としては普通。日本人としての興味はあるが、他の国の話ならあまり印象に残らないだろう。デップは好演してるが、プライベートでいろいろあり、なんか損してると思う。だけど一番…

大日本スリ集団

監督:福田純 言うほど集団ではない。かつての戦友が刑事とスリ師に。刑事に小林桂樹、スリ師に三木のり平。三木のり平はアクが強いなあ。しかも役名が平平平平とかギャグみたいな名前。小林桂樹だけ真面目だが、全体的にコメディなノリ。刑事とスリ師の友情…

マスカレード・ナイト

監督:鈴木雅之 マスカレードシリーズ第2弾。結論から言うと、前作の方が面白かった。悪くないけど、キャストが若干弱い。そもそもの話が面白くない。東野圭吾も惰性で作ったんじゃない。連続殺人をするほどの動機や殺し方なども大分無理がある。キムタクと…

裸の重役

監督:千葉泰樹 良作。古き良き日本映画。60年代の日本のサラリーマンの姿がここにある。部下を怒鳴りつけたり、愛人囲ったりと今の時代と違う日本の社会が見えてくる。そしてサラリーマンの悲哀を感じさせる。やっぱり森繁久彌って凄いんだな。なんか平凡…

CUBE 一度入ったら、最後

監督:清水康彦 オリジナルは最初観た時は衝撃だった。そして日本版リメイクである。まあ可もなく不可もなくな出来。そもそもこのコンテンツを今頃リメイクする意味があるのか。想定内のリメイクで、驚きはなかった。もはや使い古されたものなので、ここから…