17歳の瞳に映る世界

監督:イライザ・ヒットマン

中絶するための旅。女性で生きることの大変さ。生理一つとってみても。男に生まれたかったみたいな台詞が印象に残った。この映画は中絶というものの、ありのままを伝えている映画に思えた。だから妙に中絶の説明が細かい。この映画の真意は分からないが、中絶なり予期せぬ妊娠は女性だけが悩んでいる。相手の男は一切ここでは明かさないし出てこない。本来二人の悩みでなければいけないはず。そんな理不尽さを少なからず感じた。