2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

彼女が目覚めるその日まで

監督:ジェラルド・バレット 原因不明の病気にかかった女性の闘病記。映画の8割ぐらいは原因不明の状態。それでも退屈せずに最後まで緊張感あるものであった。これを見ると今まで精神病とされてきたものが、実は病気だったなんてものも過去あったことだろう…

オー・ルーシー!

監督:平柳敦子 いやあ予想以上に面白かった。結構笑えたし。日本的要素を盛り込み、それを笑いに持っていく。そして笑いと同時にどこか独身女性の哀しさ、孤独さも際立てる。 寺島しのぶ他日本勢の役者は良かったが、それ以上にジョシュ・ハートネットが久…

バース・オブ・ネイション

監督:ネイト・パーカー 黒人奴隷反乱の実話。この手の奴隷の歴史映画は頻繁に作られるね。虐げられた黒人が反乱を起こす。その気持ちは分かるが、結局は潰され、多くの制裁が他の黒人にいってしまう。関係ない黒人たちはどういう気持ちなのか。その勇気は間…

TANIZAKI TRIBUTE 富美子の足

監督:ウエダアツシ 途中までは面白い。ただ終盤カオス。正直微妙ちゃ微妙ではあるが、片山萌美が素晴らしいので許す。演技もキレ芸できるし、脱げるし、足綺麗だし。可愛いようなちょいブスのようなその辺もいい。グラドルらしいが、今後の飛躍に期待。彼女…

否定と肯定

監督:ミック・ジャクソン こんなの最初から結果は分かってること。ホロコースト否定なんてしたらいろいろ言われるから判事は否定なんてするわけない。ただ肯定にしてもきちんと事実を明らかにし、証拠を基に検証してるのがいい。差別主義者だから事実も歪曲…

コミック雑誌なんかいらない!

監督:滝田洋二郎 いやあ面白かった。これぞ昭和、これぞ80年代。バブルに浮かれた日本をよく映しだしている。しかしいろいろあったなあ。豊田商事事件とかほとんど忘れていたよ。それより懐かしい顔がたくさん見れて、資料的価値がありそう。一番の衝撃は三…

切り裂き魔ゴーレム

監督:フアン・カルロス・メディナ ミステリーとしてはまあまあ。だけど19世紀のロンドンの連続殺人事件というシチュエーションや当時の雰囲気などが好きなテイストなので、そこそこ楽しめはした。またビル・ナイも好きだしね。オチはこんなもんかな。ちょい…

リメンバー・ミー

監督:リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ 日本のお盆に近いものを感じ、親近感があった。先祖を敬う気持ちを大切にしなければとなんとなく思う。とてもよく出来た話で、家族愛やメキシコらしいラテンなノリもいっぱい感じることができた。ただひね…

レディ・プレイヤー1

監督:スティーヴン・スピルバーグ 80年代の日米ポップ・カルチャーをこれでもかと詰め込んだ映画。多少ごちゃごちゃしすぎているが、なんか勢いで持っていった。もうほとんどCGアニメ映画と言っていい。80年代という古臭さが逆にいい。あの時代はダサ…

トモダチゲーム

監督:永江二朗 「劇場版」「劇場版FINAL」の2本。TV版は観てない。劇場版はTV版の一応続きではあるようだが、観てなくてもついてはいける。最初はよくある安いゲーム系の映画だと思ったが、確かに安いがなんだかんだで最後まで楽しめたりする。ちょっと…

タッドの大冒険 ~失われたミダス王の秘宝~

監督:エンリケ・ガト、ダビッド・アロンソ スペインアニメ。簡単に言うとスペイン版インディジョーンズ。笑いあり冒険ありで楽しい作品ではあるが、まあ想定内な展開でわくわくさせるようなものはないかな。基本子供向けかな。。。

人生はシネマティック!

監督:ロネ・シェルフィグ 途中までは普通かなぐらいだったが、終わってみればいい映画だったと言える。戦時中の映画製作や女性の社会進出、恋愛など当時の映画の裏側と映画が一瞬の儚い夢であることを教えてくれる。英国キャストも当然魅力的。ビル・ナイは…

TANIZAKI TRIBUTE 悪魔

監督:藤井道人 それほどすごいわけでもないが、最後まで退屈せずに観れた。これも全て大野いとの存在に尽きる。小悪魔的な魅力で、そんなにいい女優と思ってなかったけど、寸止めさせる感じがよかった。ちょいおまけ。

ジャコメッティ 最後の肖像

監督: スタンリー・トゥッチ ジャコメッティなんて知らない。まあ芸術家なんてみんなどこか変である。実際に絵のモデルになってるような、映画としてもそれぐらい退屈。二人の不毛なやりとりを延々とやられてもね。ただ最後に肖像画を完成させたそのやり方…

スイス・アーミー・マン

監督: ダニエル・シュナイナート 、ダニエル・クワン 何だコレな珍作、怪作。オナラ映画と言いたい。ぶっとんだキャラを創造はしているが、無人島での生活が意外に面白くない。ただこのヘンテコぶりに振り切った独特の風味は一見には値する。ハリーポッター…

バッド・ウェイヴ

監督: マーク・カレン 小悪党たちのひと悶着。出来損ないのエルモア・レナードみたいな話。もっと酷い出来かと思ったが、そんなには酷くなかった。でも結構話は雑だけど。ブルース・ウィリスはもうアクションは厳しいかな。ジョン・グッドマンとのコンビは…

ルージュの手紙

監督: マルタン・プロヴォ 悪くはない。母と娘の葛藤というよくあるパターンなので、ありきたりなものではあるが、そこに余命とか命の誕生とかを絡め、それでも家族って切っても切れないよねって話。カトリーヌ・フロとカトリーヌ・ドヌーヴというWカトリ…

10x10 テン・バイ・テン

監督: スージー・ユーイング まあ悪くはない。低予算でほぼ二人の劇ではあるが、普通に楽しめるレベルには達している。ただつまらないことはないが、ネタとしては特に新しいものはなく、想定内の展開ではある。知らなければよかった真実もある。。。

皆殺し無頼

監督: ロモロ・グェッリエリ そんなに悪くはないのだが、なんか眠かったせいかあまり印象に残らなかった。話的には取り立てて目立ったものもなく、ほんと普通のマカロニウエスタン。音楽はまあまあいい。

タフ PART III ビジネス殺戮篇

監督:原田眞人 シリーズ第3弾。今回はあのゲームをやらないんだ。それだとタフじゃないような気もするが。オープニングの~と~がタフっていうこのシリーズ独特やつ何気に好き。死んだはずの矢島健一がこういう形で出てくるのはよかった。オチは想定内すぎ…

アメイジング・ジャーニー 神の小屋より

監督:スチュアート・ヘイゼルダイン長い。前半の方が好き。後半から神らしき連中に会ってから、どんどん説教臭くなっていく。それは別に悪くないし、スピリチュアルな空気は嫌いではないが、どうもこの神たちの考え方がすんなりと納得できない。そもそも被…

プライム・ターゲット

監督:エリク・ヴァン・ローイ「ロフト.」のエリク・ヴァン・ローイということで、そこそこ期待していたのだが、なんかテレビドラマ程度の話で残念。もっと捻った話を期待したんだけど。。。ベルギー首相がアメリカ大統領を暗殺するという、ちょっと「24…

嘘八百

監督:武正晴騙し騙されのコンゲーム的な楽しさがそれほど出せてない。古美術というのも題材は好きだが、映画としては地味。佐々木蔵之介は好きだし中井貴一とのコンビも魅力はあるのだが、そこまでいい関係には至ってない。本来求めている痛快感が足りない…

トーナメント

監督:ジュリアス・ラムジー邦題のトーナメント感が全くない意味不明な邦題。男を車で轢いてしまってからの隠蔽というありがちな内容からどう展開していくかが見物であったが、結局なんかどっかで観た感じのものに落ち着いた平凡作。ラストだけいい。

コールド・キラー

監督:ステファン・ルツォヴィツキー悪くない。殺人現場を目撃した格闘技をやる女タクシードライバーが殺人犯から命を狙われるというシンプルな話。それでも最後まで飽きさせずに女と殺人犯の攻防を見せ、普通に楽しめるものにはなっている。どこか暗いドイ…

デスノート Light up the NEW world

監督:佐藤信介正直途中までは微妙だったが、終盤まあまあ良くはなった。ただルールが複雑なので、このシリーズ知らない人はついていけないと思う。まあそれでも話がぐちゃぐちゃしすぎで、もう少し頭脳ゲームはシンプルにしないと面白さも獲得できない。主…

天国の駅 HEAVEN STATION

監督:出目昌伸吉永小百合の濡れ場が注目された作品だそうだが、まあ大したことない。話も昭和を駆け抜けたある女の生き様といったら聞こえはいいが、ドラマとしてもミステリーとしても弱い。正直全く響くものがなかった。吉永だと犯罪者として上品すぎちゃ…

ピースブレーカー

監督:リエン・イーチオリジナルの韓国映画「最後まで行く」は面白かった。その中国リメイクだが、結論から言うとうーんって感じ。やってることはオリジナルと変わらないのになんか違う。リメイクだから新鮮さが失われただけなのか。役者の違いが大きいのか…

KILLERS WITHIN/キラーズ・ウィズイン

監督:ポール・ブッシュ、ブライアン・オニールうん悪くない。まさに「フロム・ダスク・ティル・ドーン」だね。このパターン結構好きです。まあ新しいネタってわけではないが、それでもこういう展開を予想してなかっただけに、そこそこハマった。まだまだ拙…

エスケープ・ルーム

監督:ウィル・ワーニックテレビのバラエティみたいなクイズに答えて部屋から脱出するみたいな感じ。この手のB級シチュエーションスリラー系ではマシな部類。もっと明確なオチがあればいいのだが、なんか続編ありそうな雰囲気はダメ。