異人たち

監督:アンドリュー・ヘイ

原作は山田太一の「異人たちとの夏」。亡き両親に会うという骨格は同じではあるが、主人公がゲイという変更により、両親との邂逅よりもゲイに焦点を当ててるように思えた。監督自身がゲイということで自身を投影した話に見えた。彼自身の少年期の悩みなり、それを両親に伝えた時のことをノスタルジックに綴っているようだった。どこかテーマは変わってしまったが、いいリメイクだと思う。アンドリュー・スコットも好演。改めて「異人たちとの夏」が観たくなった。あっちはもっと変な映画だった。。。