2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

マックイーン:モードの反逆児

監督:イアン・ボノート、ピーター・エテッドギー ファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー。この人のことは知らなかったが、まあまあ楽しめた。まあファッションに興味があるわけではないが。。。風貌からしてやんちゃな雰…

映画 コラショの海底わくわく大冒険!

監督:奥村よしあき 子供向けアニメ。コラショってのは、進研ゼミのキャラクターでランドセルの妖精だそうだ。まあキャラクターたちは可愛らしい。深海についてのお勉強的な要素もあり、知育系のアニメでもある。大人は対象外だったかなあ。。。

パンとバスと2度目のハツコイ

監督:今泉力哉 なるほど、この監督は恋愛映画の名手になりつつあるのか。「サッドティー」でも言ってたけど、一人の人間を好きになり続けることに疑問を持っているらしい。そこへのこだわりが妙に強いように感じる。まあ男女の微妙な関係性は楽しめた。三代…

ミュータンツ 光と闇の能力者

監督:ジョー・シル 最初はそんなに悪くなかった。石にする能力も悪くない設定。だけど結局つまんない兄妹の対決という、当たり障りのないものに落ち着いた。謎めいた事件の割には、小さく終わって平凡。福原かれんは18歳には見えないが、まあそれなりに頑…

サッドティー

監督:今泉力哉 これ中々いい。人と人が数珠つなぎに絡み合い、大きな輪になる群像劇。様々な恋愛の形があり、元アイドルあり、競歩ありと多彩に見せる。技巧的でこれが今泉ワールドなのか?。主人公の岡部成司の優柔不断な雰囲気がいい。そしてアニメキャラ…

エイリアン:ダーク・プロジェクト

監督:ニコラス・ハンフリーズ ちょっとだけ「トランス・ワールド」。エイリアンに拉致されて、ああだこうだあって、なんか少女の力でみんな生きて帰れたって感じ。正直よく分からん。。。

ポイズンローズ

監督:ジョージ・ギャロ、フランチェスコ・チンクェマーニ 普通ならスルーするのだが、監督がG・ギャロなので観ることにした。ジョン・トラヴォルタ、モーガン・フリーマン、ブレンダン・フレイザーとピークを過ぎた役者ばかりだが、それなりに豪華。だが予…

アメリカン・アニマルズ

監督:バート・レイトン 実録犯罪ドラマ。犯罪をやった本人たちも出演してるという異色さ。ずさんな計画だが、所詮素人なんてこんなもの。実行後にゲロ吐いたり、運転が雑になったりと、ある意味リアル。犯罪なんて簡単にできるものではないことを思い知る。…

サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-

監督:デイモン・カーダシス ゲイに悩む少年が、自分の居場所を見つける話。知ってほしい、でも知られたくない、そんな少年の心の葛藤が、時にミュージカルに綴られる。映像がちょっと「ムーンライト」を思わせた。一歩踏み出す勇気と支える仲間たち、そうい…

レプリカズ

監督:ジェフリー・ナックマノフ アレ?意外と悪くない。死者をクローンで生き返させるという、科学者の暴走。一人でも大変なのに、三人も生き返すなんて無茶すぎ。しかも一番下の娘はできないって、これも残酷。こんな簡単にクローンが作れるという、ツッコ…

アフリカの光

監督:神代辰巳 なんかアメリカンニューシネマのようだった。この空気感。そしてショーケンと田中邦衛が、まるでD・ホフマンとJ・ヴォイト、またはパチーノとハックマンのようであった。アフリカに行きたい男たちのダラダラした日常。退屈っちゃ退屈だが、…

映画ドラえもん のび太の月面探査記

監督:八鍬新之介 脚本に辻村深月。売りはそこだけ。その辻村深月脚本であるが、ちょっと期待が大き過ぎたかな。どこか新しい何かを期待したのだが、正直いつものドラえもんのパターンであった。これだけ沢山作られると、もうやりようもないのだが、特に新し…

悪夢探偵

監督:塚本晋也 内容以前に台詞があまりに聞き取り辛い。ゆえにあまり入ってこない。こういう「インセプション」的な夢に入り込む系は好きではあるが、なんかチープさが駄目。もっと予算をかけないとなあ。「鉄男」的演出はいいんだけど、それぐらいかな良か…

嵐電

監督:鈴木卓爾 嵐電や京都のご当地映画かと思ったが、そういう側面もあるが、完全にそれらを打ち消すぐらい、独自の世界を作り上げている。あまりに技巧的で驚いた。現実と虚構を行き来して、かつ芝居の世界なのか、または死後の世界なのか。別れの映画のよ…

バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ

監督:根本和政 ジャニーズが中心となった青春映画かなと思っていたら、とんでもないおバカ映画だった。バカバカしいコメディだが、そこまで嫌いではない。設定自体は割といいと思った。バカフライエフェクトとか、こいつが世界の中心みたいなキャラで、周り…

X(エックス) 謀略都市

監督:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ ハンガリー映画。なんか思っていたものと違った。アクション系かと思ったし、最初はどこかディストピアSFのような空気があった。まあスリラーなのだが、悪くない。政治的なサスペンスと見せかけて、後半別の真相を…

僕たちのラストステージ

監督:ジョン・S・ベアード 伝説のお笑いコンビ“ローレル&ハーディ”の伝記ドラマ。このコンビのことは知らないが、そこそこは売れたのかもしれないが、チャップリンやキートンにはなれなかった芸人の悲哀は感じられた。コンビ内の衝突は付き物。鬱陶しく、…

フロム・ダスク・ティル・ドーン3

監督:P・J・ピース 全く期待しないで観たら、アレ結構おもろいじゃん。まずB級ホラー西部劇というジャンルがいい。前半西部劇、後半はいつものように酒場でのヴァンパイアホラー。バカ映画には違いないが、このB級具合は嫌いになれない。原案にロバート・…

こま撮りえいが こまねこ

監督:合田経郎 タイトル通り、こま撮りの人形アニメ。温かさのある優しいアニメ。監督はNHKの人気キャラ“どーもくん”の生みの親だそうだ。可愛らしいし、ほのぼのしてるし、いいアニメではあるが、パンチはない。まあそんなもんはいらないんだろうが。。…

未来を乗り換えた男

監督:クリスティアン・ペッツォルト 1942年に執筆したナチス・ドイツの迫害の原作を現代に置き換えて映画化。ナチスを現代に置くことによって、ディストピアSFのような味が出て、その着想は面白い。設定はいいのだが、肝心の内容はそれほどでもないけど。フ…

アガサ・クリスティー ねじれた家

監督:ジル・パケ=ブランネール 正直ミステリーとしては面白くない。あまりリアリティもなく、淡々としてるし、そこまで探偵が役割を果たしていない。犯人の意外性はあるが、驚くことはなかった。この感覚は、なんか「アイデンティティー」を想起させた。

洗骨

監督:照屋年之 ガレッジセールのゴリ(照屋年之)の長編デビュー作。吉本芸人監督デビューとしては、一番の出来では。沖縄の離島に、こんな古い風習があるんだね。こういうその土地の文化を大切に守ることは、素晴らしいとは思う。沖縄への愛も、しっかり感…

ジュラシック・ワールド/炎の王国

監督:J・A・バヨナ 「ジュラシック・ワールド」の続編。マンネリかなとは思ったが、そこはバヨナ、このレベルまで仕上げるのは流石。基本恐竜との追っかけっこ的なのは、いつものことだが、その中で人間の傲慢、エゴも示していて、続編としては大健闘。ち…

フロム・ダスク・ティル・ドーン2

監督:スコット・スピーゲル 昔観たような観てないような。意外と頑張っていたってのが正直な感想。続編っていっても余り関係ないし。強盗仲間が全員ヴァンパイアになるってのが、結構面白かった。安いホラーには違いないが、そこそこは楽しめる。ロバート・…

nico

監督:今泉力哉 映画作りと劇中劇。並行して描き、錯乱させ、虚構の世界に迷い込む。こういう自主制作の映画制作には、衝突なんかもあるんだろうなと思わせる。イライラ感は伝わってきた。登場人物の名前が北野武とかアレクサンダー・ペインとか、若干痛い。…

名探偵コナン 紺青の拳

監督:永岡智佳 特にコレといったものはなかったが、安定感はある。まあ劇場版初の海外・シンガポールが舞台ってのがウリなのか。謎ってほどの謎があるわけではないが、まあシンガポールのスケール感出ていた。コナンとキッドのコンビも悪くない。園子は蘭よ…

家族のレシピ

監督:エリック・クー 日本とシンガポールの外交関係樹立50周年記念作品だそうだ。監督のエリック・クーは「TATSUMI」の監督で、日本とは馴染みのある人。両国の両親をもつ主人公の食と家族の歴史。まあそこまで家族の再生は深みはなかったが、とにかく料理…

ちえりとチェリー

監督:中村誠 うん悪い映画ではない。作り手の優しさが感じられた温かい人形アニメ。1時間弱なので、観易かった。でもまあ子供向け。

こどもしょくどう

監督:日向寺太郎 もうひとつの「万引き家族」。タイトルからもっとお子様映画かと思いきや、切実な貧困問題を扱った映画。こういう問題で被害に合うのは、やはり子供たちだ。回想では結構裕福そうなのに、こんなに転落するとは何があったのか。保護する環境…

続・男はつらいよ

監督:山田洋次 シリーズ第2作。佳作。やっぱ渥美清はパワフルだね。今回は母親探し。全く関係ない脇役ぐらいに思っていたミヤコ蝶々が、実の母という変化球がすごい。そのミヤコ蝶々と親子の絆を除々に作っていく映画と思いきや、そこは全く突き放す。結構…