監督：萩庭貞明 忠臣蔵をヤクザでやってみました。着想はいいと思う。でもなんかＶシネマみたい。キャストが結構豪華で、９７年の作品なので、いろんな珍しい人も出てる。石塚英彦とか、さまーずの大竹とか。忠臣蔵よく知らないけど、あのサラリーマンになる…

監督：伊藤秀裕 納棺師というと「おくりびと」だが、これも納棺師という職業をテーマにしている。テーマがテーマだけに、真面目で誠実な作品ではあるのだが、もうひとつ響かない。過去の車事故にしても、不倫にしても、過去と向き合うにしてもイマイチ深みが…

監督：小西未来 小西未来の日本酒ドキュメンタリー第二弾。悪くはない。女性の活躍を見つめた映画。仕事に男女格差は関係ない。女人禁制をぶっとばせ。彼女たちには愛がある。日本酒に対する深い愛情が感じられ、愛があれば男だの女など一切関係ないのだ。

監督：阪本順治 悪くはない。阪本のオリジナル脚本なんだ。旧友との再会や田舎の生活。大したこと起きないけど、どこも世界は変わりない。田舎だって世界なのだ。吾郎ちゃんは元々できるので驚かない。備長炭を作る仕事って、中々面白い職業見つけてきたなあ…

監督：ジョン・ウー 「Part I」「Part II」合わせて。うーん冗長。中国版「タイタニック」かと思ったら、終盤だけで、むしろ戦争とか動乱の時代の恋とか、そっちの方がメインのような。「Part I」の戦争は一体誰と戦っているのか、イマイチ背景が分かり辛い…

監督：石井裕也 町田くんのピュアさが若干うざい。人に優しくは行き過ぎると逆に迷惑。恋をして成長して、その優しさが失われてしまうのではないか。彼のことは嫌いではないが、そこまで共感はしない。むしろツンデレ女子の関水渚が凄くよかった。あと前田敦…

監督：中田秀夫 中田がシリーズに帰還。ビデオテープから動画になったことにより、呪いの連鎖部分がなんか曖昧になった気がする。貞子の見せ場もあまりなかったような。ただ池田エライザはいい。彼女が主役なので、大分観る気が起きた。終盤の洞窟はもっと怖…

監督：ジョン・スタージェス スタージェスなので少し期待したのだが、あまり面白くなかった。なんか無駄に長い。潜水艦のシーンをじっくり撮りすぎていて、それがさほど本編に絡んでいるとも思えず。終盤のスパイの攻防も正直よく分からなかった。その辺の騙…

監督：風間太樹 朝井リョウ原作。男子のチアリーディングってとこに、正直全く興味がなかったが、これが思った以上に悪くなかった。ベタだが、きっちりとツボを押さえた青春と友情が詰まっていた。ちょっと恥ずかしいけど、こういう一歩踏み出た、まさに自分…

監督：松尾昭典 まあよくあるヤクザ映画で、この時代にはこの手のものは沢山作られた。今年亡くなった宍戸錠が主役で、結構いい味は出していた。役者の顔触れは良く、長門勇や丹波哲郎などキャストはなかなか。特にコレといった特徴はなかったけど。。。

監督：セルヒオ・Ｇ・サンチェス 傑作「永遠のこどもたち」の脚本家セルヒオ・Ｇ・サンチェスの監督デビュー作。これは否が応でも期待するわけだが、まあ健闘のデビューといっていいのかな。「永遠～」は凄かったからねえ。まあこの人らしい作風ではあった。…

監督：城定秀夫 「ミク、僕だけの妹」でもそうだが、城定はこの手のアンドロイドもの好きね。男とダッチワイフ的なアンドロイドという設定はあるが、これは逆。女が執事系の男のアンドロイドと暮らすというもの。由愛可奈のオタク演技はまあまあかな。体はよ…

監督：ステファン・リック まあ平凡なホラーではあるが、そこそこ仕掛けもあり、そこまで酷くはない。実は主人公がヴァル・キルマーって最後まで気付かなかった。。。

監督：ヴァランテ・スージャン ハードなアクション映画かと思ったら、アクションコメディだった。「ダイハード」のような映画にもできたが、そうせずかなりコメディ寄りだった。犯人たちがマヌケで、そこそこ笑えたかな。エロメッセージだけで、こんな目にあ…

監督：アンヘル・ゴンサレス いや雰囲気とか悪くない。もうちょっと面白くできなかったのか。夫が実は殺人鬼だったってのはいいんだけど、そこから何も発展しない。夢と現実の繋がりとかも不明。結局ひと悶着あったけど、あっさと倒して、あっけなく終了。

監督：マイケル・ショウォルター コメディアンのクメイル・ナンジアニが、自身の妻との恋バナを、自分が主役で映画化。まあ自身の話なので、軽快かつ大胆に攻めている。パキスタン人への偏見やらをユーモアで返し、時に自虐しながら、パキスタン人と白人の恋…

監督：スティーヴン・オカザキ ドキュメンタリーとしては若干味気ない気もするが、まあ三船敏郎という題材だけで、それなりに成立するから流石である。香川京子や司葉子、八千草薫など大女優たちの話が聞けたのは興味深かった。スピルバーグ、スコセッシはこ…

監督：今泉力哉 一途に思う、その愛のような情熱。それぐらい強く愛せることを羨ましいと思うかバカと思うか。劇中でも言っていたが、人はそこまでやらない。いややらないからこそ平和なのかもしれない。スマッシュヒットしたが、同年代の女子はどう思ってる…

監督：ラース・クレヴバーグ 意外と悪くないリブート。しっかりチャッキーの恐さは出ていた。でもチャッキーあまり可愛くない。人形というよりは、もはやAIロボットの暴走といった感。まあそれはそれで現代的な味付けにはなっている。

監督：ジョン・ワッツ トム・ホランド版スパイダーマン第２弾。まあまあ健闘。前作よりいい。前作はもう憶えてないし。。。今回はホログラムというネタが良かった。技術がどんどん進化して、いろいろなことが騙せてしまう時代に今後なっていくんだろうな。あ…

監督：イスマエル・ロドリゲス いやあこれは貴重な映画。三船が出てるから日本映画だと思っていたら、メキシコ映画だった。そして三船がメキシコ人を演じるんだから、結構ぶっとんでる。でもメキシコの伝統文化を描いた、ちゃんとした映画だった。とにかく三…

監督：ファビオ・グラッサドニア、アントニオ・ピアッツァ イタリアで起きた実際の誘拐監禁事件をモチーフに、その誘拐された少年を必死で探そうとする彼女を幻想的に描く。彼女の反抗心や強い愛は、正直ちょっと鬱陶しい。実際の事件は存在するが、彼女は架…

監督：アンドリュー・ハイアット キリストの使徒パウロの話。「パッション」でキリストをやったジム・カヴィーゼルがルカを演じる。あれがあったから起用されたんだろうな。。。あまりキリスト教詳しくないので、そこまで楽しめず。この手の宗教系が好きな人…

監督：メラニー・ロラン 割とよくある逃亡劇。なぜ女優のメラニー・ロランが、これを監督しようと思ったのだろうか。特にコレといった特徴もなかったが、ラストの２０年後・・・は結構嫌いじゃない。ただまあ地味な小品だね。。。

監督：トッド・ヘインズ まるでサイレントとトーキーのように二つの時代を交互に描く。また主人公の少年も聾者なので、この辺のトーキーなのにサイレント風な構成も面白かった。巨大なニューヨークのジオラマも視覚的に圧巻で、技巧的な表現方法は見事といえ…

監督：ルチオ・フルチ フルチなので期待したが、まあ普通。てゆうかどの辺が用心棒なんだ。ほんと適当なタイトル。敵ボスが本当の親なんだけど、ボスの割には小物。その息子も狂ってるんだけど、最後はヘタレる。あっけなく落とされて終了。平凡なマカロニか…

監督：谷口千吉 悪くはない。道場の師範代に終始付きまとわれるという変な味はあるけど、結局三船敏郎の力でなんとか成立したような作品。つまんないわけではないが、面白いかというとよく分からん。三船はさすがの貫録ではあるが、それ以上にとにかく香川京…

監督：アンダース・ウォルター アクションファンタジーのようなものだと思ったら、ちょっと違った。結局少女の妄想世界の話。それを克服するための成長物語。壮大な割には意外と小さい話だったりと、若干物足りなさは感じるが、この雰囲気とかは好き。ちょい…

監督：Ｆ・ゲイリー・グレイ 失敗リブート。昨今の多様性の影響か、女性や黒人をあえて入れるご時世。これもそのひとつで、そもそも”メン”なんだから男でいいのに。そういうのが返ってつまんなくしている。テッサ・トンプソン自身は悪くはないが。ただ前の二…

監督：塩田明彦 インディーズデュオの解散ツアー。女性二人と付き人の男一人。グループ内の恋愛や性格など、こういう編成はぶつかりやすい。でもだからこそグループとして強くなる気はする。小松菜奈も門脇麦も実際に歌っていて、結構な頑張りは伝わった。あ…