価値ある男

監督:イスマエル・ロドリゲス

いやあこれは貴重な映画。三船が出てるから日本映画だと思っていたら、メキシコ映画だった。そして三船がメキシコ人を演じるんだから、結構ぶっとんでる。でもメキシコの伝統文化を描いた、ちゃんとした映画だった。とにかく三船がどうしようもないぐらいの駄目男を演じる。三船はスペイン語の台詞を全部覚えたそうだが、結局ネイティブによる吹き替え。どうりで口の動きは本物だったわけだ。違和感ないわけではないが、ちゃんとメキシコ人に染まっていて、さすが世界の三船。貫録に免じて、ちょいおまけ。