太平洋の鷲

監督:本多猪四郎

山本五十六映画。山本五十六には大河内伝次郎三船敏郎役所広司も演じてるが、他の作品よりも一番分かりやすかった気がする。三国同盟の反対、アメリカとの開戦をもっとも恐れ、他の軍人よりも先を見越し分析したからこその軍事力の差を痛感したことだろう。だが戦争の歯車は個人ではどうにもならず開戦へと突き進む。大河内は貫録。後に「ゴジラ」を生む本多・円谷コンビなので、ミニチュアや巨大セット、特撮技術は今観ても素晴らしい。余り集中してなかったからか、アレ?三船敏郎出てた?。。。