われに撃つ用意あり READY TO SHOOT

監督:若松孝二

雰囲気はいい。80年代(撮影時)の空気、新宿の猥雑感、原田芳雄桃井かおりといった役者のリアリティ等々魅力があることはある。ただ作品としてはハードボイルドという雰囲気だけで、ストーリー自体は薄い。学生運動をしてきた人間たちは、平和な日常になにか物足りなさを感じてるのだろうか。。。