インヒアレント・ヴァイス

監督:ポール・トーマス・アンダーソン

予想してたよりは良かった。もっと酷いかと思っていたので。雰囲気だけでストーリーを投げだしているかと思ったが、それなりに話はしっかりとしてた。ただ話がどこに向かってるのか、そもそも主人公は何がしたいのかはさっぱりだが。70年代ロスの気だるさ、みんながみんなラリってるような空気感はよく出ていた。ホアキン・フェニックスは普段からラリってるみたいだから、とても役には合っていた。