グレース・オブ・ゴッド 告発の時

監督:フランソワ・オゾン

テンポがいい。スピーディで退屈させない。特に前半のナレーションがスピード感を出していた。そして主役が交代していく趣向もよかった。さて神父の性的虐待である。このプレナ神父なる男は神に仕える立場なのに悪魔のような行為。出るわ出るわの被害者の数。たちが悪いのは病気を言い訳にしてるとこ。それがアリなら殺人だって病気といえばアリになる。そもそもさっさと処分してれば、こんな大事にはならなかった。悪魔のような所業と隠蔽体質。教会という隠れ蓑を利用した大きな闇。なかなか見応えあった。