僕と彼女とオーソン・ウェルズ

監督:リチャード・リンクレイター

舞台の裏側という設定なためか、映画的な面白さは薄く、正直あまり楽しめなかった。未公開というのも納得な地味さ。ただ当時の文化やオーソン・ウェルズという人間への興味という、古い映画ファンはそれなりに楽しめるのかもしれない。豪快なカリスマ、オーソン・ウェルズを演じたクリスチャン・マッケイの演技力がこの映画の全てといってよい。