クレイジー・ハート

監督:スコット・クーパー

廃れゆくカントリーミュージックへの鎮魂歌のような映画である。こういうカントリーへの思いをよせた映画が、アメリカでは定期的に何年に1回で作られているような。。。制作と出演もしているのがロバート・デュヴァルなので、カントリーへの思いが強いのかな。落ちぶれシンガーの再生の物語で、地味な映画だが哀愁が漂っているので味がある。ほろ苦いラストシーンもいいし、マギー・ギレンホールの幸薄感がリアルだった。