ニュースの真相

監督:ジェームズ・ヴァンダービルト

原作者が主人公の女性だからか、どこか正義の闘いみたいになってるが、結果は偽造なんだよね。どっちを立ち位置に置くかで見方が変わるということ。メディアの問題点は結論ありきで、それに合うストーリーを作ろうとするからこうなる。日本もフェイクニュースとか朝日新聞の捏造とかぜひメディア関係者はこの映画を観てほしい。ケイト・ブランシェットそれほど好きではないが、この映画は過去のどの作品よりも本領を発揮していた。彼女の実力を見た。そしてロバート・レッドフォードの魅力も久しぶりに見れた気がした。二人のケミストリーもしっかり出せていて、硬派なサスペンスとして見応えあった。