ヒトラー暗殺、13分の誤算

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル

悪くはない。ただ映画としてイマイチ面白味に欠く。黒幕がいるのか単独犯なのか執拗に追求し、そこに回想を絡め真実に向かっていくと思いきや、あまりそこは重要じゃない。その辺のサスペンスを期待するとダメ。あと爆弾で8人の無実の犠牲者を出しながら、大義のためならっていうのもちょっとねえ。ただ爆弾で暗殺失敗した人物で、はっきりいって普通の人なので余り話に膨らみがない。無理に英雄にさせられた感じがする。ちょっとおまけ。