渇きと偽り

監督:ロバート・コノリー

オーストラリアの乾燥地帯という舞台がいい。この干上がった土地が主役といってもいい。田舎に戻ってきた刑事が旧友の自殺事件を追う。この事件と自分たちの過去の事件が交錯する構成になっている。多少ダラダラとした展開ではあるのだが、二つの事件の真相が分かる終盤が切ない。とても渋い作品で味のあるミステリーだった。そして最近ハリウッドであまり見なくなったけどエリック・バナがいい。好きな役者なんだよねえ。。。