2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

声優夫婦の甘くない生活

監督:エフゲニー・ルーマン アキ・カウリスマキ映画のような雰囲気があった。どこかのほほんとした中にも、現実の厳しさを覗かせる。どこの国でもそうだが、年取った後の移住なんて金持ちでもない限り大変だと思う。。。

キーパー ある兵士の奇跡

監督:マルクス・H・ローゼンミュラー 一応ナチス物であり、サッカー物でもある実話を映画化。戦争のもうひとつの側面が描かれている。それは戦争が終わった後の話である。今度は加害者側が差別されるという事態が起こりえるということだ。それはある意味仕…

シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!

監督:アレクシス・ミシャリク 舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」の誕生秘話。まあ取り立てて凄い作品ってわけじゃないけど、フランスでの文化としての舞台の存在や舞台っていいよねってものは感じ取れた。まあ最後の舞台がよかったので、終わり良ければ総…

凍える鏡

監督:大嶋拓 キレやすい青年と確執ある母娘。で結局何が言いたいのか。今では田中圭が出てるってのがウリのようだが。中途半端な印象は否めないが、冨樫真と渡辺美佐子の二人の女優がとてもよかった。それぐらいかな観るべき部分は。。。

凜-りん-

監督:池田克彦 原作は又吉直樹。田舎が舞台の青春ミステリー。TVドラマ程度の内容なので、映画化するほどでもない。神隠しとかありがち設定だしなあ。。。タイトルの意味が分からん。出番少ないけど、平祐奈かわいい。

リスタートはただいまのあとで

監督:井上竜太 農業映画かと思ったら、BL物だった。。。竜星涼の生い立ちも含め、いろんなもんをごった煮して、なんか中途半端な映画になってしまった感。竜星涼はかなり雰囲気を変えていて、最初は別人かと思った。

佐々木、イン、マイマイン

監督:内山拓也 ずっと代々木だと思っていた。。。佐々木である。この佐々木という変人キャラとの回想であったり、現状の不甲斐なさであったりの一風変わった青春映画。何でもない高校時代がどこかノスタルジックで、くだらない日々でも大切な思い出なのかも…

朝が来る

監督:河瀬直美 原作辻村深月。オリジナルじゃないからか、河瀬直美の作品の中では分かりやすい部類ではないか。じっくりと時間を遡って、丁寧に女性たちの苦悩を描いている。ちょっと「そして父になる」に似てる気がした。出産や養子などの問題や仕組みもし…

騙し絵の牙

監督:吉田大八 原作は「罪の声」の塩田武士。主人公を大泉洋であて書きして、本当に本人が演じることになった。出版社内の権力争いなんだけど、さほどスリルを感じなかった。だけど終盤の松岡茉優の成長がよかった。彼女は影の主役だった。キャストも何気に…

スラローム 少女の凍てつく心

監督:シャルレーヌ・ファヴィエ スキー映画。15歳のスキー選手の少女とコーチが関係を持ってしまって、結局はドロドロの愛憎に発展してしまう、ありがち話で特に面白くもない。いくらなんでも15歳はヤバいだろ。多感は少女と本気でないコーチ。たどり着…

ストックホルム・ケース

監督:ロバート・バドロー “ストックホルム症候群”の語源となった実在の銀行強盗立てこもり事件を映画化。古い言葉だと思ってたけど、73年と意外と新しい言葉だったんだ。まあ事件としてはそれほど盛り上がったものではないので、地味な内容になっている。…

スポンティニアス

監督:ブライアン・ダッフィールド 人間が爆発するというトンデモ設定。ホラーにもサスペンスにもせず、青春映画に仕上げた。日常と非日常が混ざり、どこか不思議な余韻を残す。主演女優がかわいい。都会でなく、田舎の高校という舞台もよかった。彼氏いい奴…

フラッシュバック

監督:アレクサンドル・チェルニャエフ 記憶を失くした系。普通に平凡。気になったのはジョナサン・リス・マイヤーズが、こんな映画に出てること。いい役者だったのに落ちぶれたのかなあ。。。