2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

劇場版「フリクリ プログレ」

監督:荒井和人、海谷敏久、小川優樹、井端義秀、末澤慧、博史池畠 劇場版アニメ2部作の1本。「オルタナ」の方が好きかな。あっちは青春があり、友情がありで比較的観易かった。こっちはちょっとぶっ飛んでる。作り手の暴走が見え、それは悪くないが、取っ…

パラサイト 禁断の島

監督:フランク・カルフン まあ普通。なんか便乗したようなタイトル。寄生というよりは呪われたって方が正しいと思う。展開的にも読めちゃうし、ラストのオチもありがち。嫌いじゃないけど。。。

劇場版「フリクリ オルタナ」

監督:上村泰 OVA版「フリクリ」は観てない。なので初フリクリなのだが、まあ問題なし。こういうノリなのか。女子高生の青春とSFがミックスされたもので、Production I.Gというよりはトリガーっぽい。ハルハラ・ハル子についていけるかで評価が割れそう…

三十路女はロマンチックな夢を見るか?

監督:山岸謙太郎 悪くはない。三十路になる女の哀しみ、焦りが出てて、悲壮感が漂っていた。夢を諦めた女が、強盗にすがり、もう一度夢を追いかけるような展開はよかった。ただこのオチが正直イマイチである。実は○○みたいなどんでん返し的なやつは若干微妙…

映画 ねこばん

監督:有馬顕 先日も「ぬくぬく」という似た様な猫映画を観たが、日本映画は定期的にこういう猫映画を作る。そして子猫かわいい。ただ猫中心の映画かと思ったら、意外と伊武雅刀映画であった。伊武のモノローグばかりでイマイチだったけど、最後はちょっとほ…

おかえり、ブルゴーニュへ

監督:セドリック・クラピッシュ よくあるワイナリー映画で、なんかどっかで観たことあるようなものだが、まあそこそこには出来ている。父亡き後のワイン経営など、三兄妹のワイン作りの情熱と家族愛を描いている。相続税とかワイン業も大変である。まあそこ…

帰郷

監督:杉田成道 藤沢周平原作。まあ悪くはないが、それでもテレビ映画止まり。仲代達矢ありきの企画。高齢でここまでやれば立派だが、ちょっと観る側が体調とかを気にしてしまう。さすがに本格的な殺陣は無理で、本来ならもう少し若い頃に観たかった。中村敦…

ビール・ストリートの恋人たち

監督:バリー・ジェンキンズ 差別だなんだとあるが、基本普遍的なラブストーリー。その中で家族の絆や友人、愛情などを黒人たちのカルチャーを織り交ぜ綴る。黒人差別など理不尽なものへの憤りはあるが、この件に関してはどうなんだろう。結局レイプはしたの…

人生劇場 飛車角

監督:沢島忠 普通。鶴田浩二と高倉健のいかにもな任侠映画で、三角関係や復讐とありきたりすぎて、イマイチ乗れず。ラストもこういう終わり方もアリだが、若干脱力した。月形龍之介のあの枯れた演技は素晴らしいが。。。

バイス

監督:アダム・マッケイ モノマネショー。メイク技術とかは凄い。もはやクリスチャン・ベイルとは分からない。どこまで本当か分からないが、副大統領ごときがかなり権力を持っていたようだ。当時のイラク戦争開戦などブッシュ政権時のごたごたを真面目にやる…

容疑者、ホアキン・フェニックス

監督:ケイシー・アフレック あの当時を知ってる人間としては、あれはガチだったと思う。確かに両方とも取れる作りにはしてある。ガチなのかヤラセなのか。結果的にヤラセという風になっているが、そうしないとハリウッドに戻れないから。結局ホアキンはラッ…

グリーンブック

監督:ピーター・ファレリー 現代版「ドライビングMissデイジー」といった感じ。人種差別を扱うにしても、あの作品と変わったのは、後ろが黒人、運転手側が白人になったこと。この辺もなんとなく配慮を感じる。ユーモアを交え、様々な差別にあいながらも、人…

覗かれる人妻 シュレーディンガーの女

監督:城定秀夫 シュレーディンガーというとこに興味を持ったが、そこまで深みはなかった。基本AVで裸ばかり。結局印象に残ってるのは、あやみ旬果の裸ぐらい。皆が裸でソーメン食ったり、なんかシュールな画であった。。。

ドリームスケープ

監督:ジョセフ・ルーベン 他人の夢に入り込む。まさに「インセプション」の先駆けのような作品。話やアイデアはいいんだけど、監督の演出が野暮ったくて損している。もっとスマートに面白くできたと思うのだが。。。夢での対決やラストのオチ、そして最後の…

デス・ショット

監督:ブライアン・A・ミラー なんでこの素人が襲撃する日時と場所が分かるんだよとか、最後は警官になったりとか、ツッコミ所多数。だがしかし、これがそんなに悪くない。相当ハードル下げてたせいか割と楽しめた。ブルース・ウィリスが一歩下がって主役を…

無鉄砲大将

監督:鈴木清順 鈴木清順が監督と知り、俄然興味が沸いたが、思いの外普通であった。あまり清順らしさも感じられず、平凡な活劇。芦川いづみは綺麗だった。年上女性に恋をするが、報われない苦い青春物語。

果し合い

監督:杉田成道 原作藤沢周平。まあテレビ映画レベル。仲代達矢はさすがではあるが、多少年齢的に無理はあるかな。相手はそれなりの凄腕という設定ならば、あの老体で勝つには説得力が若干足りない。まあそこは仲代達矢という存在でカバーはしているが。過去…

舞踏会の手帖

監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ 1937年の映画。だけど全く色褪せず、今の時代でも通用する普遍的な内容なのがすごい。未亡人が昔の男に会いに行く話。ただそのコンセプトは面白いけど、会いに行く男たちの人数が多すぎるため、やや終盤は単調に感じた…

デーモン・インサイド

監督:コリン・ミニハン レズカップルの片方が突然本性を表す。とんでもない殺人鬼で、そこから二人の殺し合いのバトルが始まる。まあなんだかなあって感じではあるが、この殺人鬼が結構美人。確かに狂ってるが、保険金殺人ってのが逆にマトモっていうか、本…

ぬくぬく

監督:富永まい 猫と温水洋一。まったり、のんびり。猫好きは楽しめると思う。どっちかというと猫より犬派。猫ってつくづくツンデレだよな。まあほとんどツンだけど。。。

ミク、僕だけの妹

監督:城定秀夫 うん嫌いじゃない。「世にも奇妙な物語」にありそう。エロティックなSFだが、意外によく出来ている。最初はキモイ映画だなと思ったが、ヒネリを効かせた構成で中々魅せる。過剰なエロや低予算でB級な安っぽさはあるが、話自体は面白い。も…

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

監督:ジョー・ライト ゲイリー・オールドマンショー。予備知識なければ、オールドマンと気付かないんじゃないか。それぐらいメーキャップはリアル。同じチャーチルを扱った「チャーチル ノルマンディーの決断」とは展開がちょっと違う気がするが。あっちは…

この世で俺/僕だけ

監督:月川翔 サラリーマンと不良と赤ちゃん。まあ普通。赤ちゃんの誘拐とそれに巻き込まれた人達という、どっかでありそうなプロット。クライムコメディとしても、それほど疾走力はなかった。マキタスポーツと池松壮亮のコンビはまあまあ。でもマキタスポー…

ある女流作家の罪と罰

監督:マリエル・ヘラー いろんな収集家がいるんだね。確かにこういう手紙の偽造って、本物かどうかは見分け辛い。でも問題は偽造よりも、作家が昔の偉大な作家を真似る行為である。詐欺師ならまだしも作家がこういう行為に加担するなんて、物書きとして恥じ…

フローズン・ブレイク

監督:チグラン・サーキアン ロシア産のスキー場サスペンス。似た様な映画で「フローズン」ってのがあったなあ。ロープウェイに閉じ込められるという状況で、皆がパニックになるのは分かるが、それでも登場人物たちがバカである。各キャラたちへのイライラ感…

キングダム

監督:佐藤信介 アニメ版は観てた。なので正直不安であったが大健闘。あの膨大な原作をきちんと2時間強でまとめあげたのは立派。ロケもアクションも見劣りしてなかった。ちょいワイヤーがやりすぎ感はあったが、問題なし。でも一番は役者たちである。皆が適…

ギターを持った渡り鳥

監督:斎藤武市 追悼、宍戸錠。まあ主役は小林旭だけど。若い頃の小林旭って顔はあんまカッコよくないね。角度によって不細工だったり、そうでもなかったり。この時代のよくある日本のギャング映画って感じで、内容自体は普通。最後の三つ巴ぐらいかな良かっ…

堕落のススメ

監督:アンドレア・ジョリエッタ ドッペルゲンガーのネタがあまり活かされてるとはいえない。ただこの浮遊感というか喪失感というか、解放された女の気だるい空気は、そんなに嫌いじゃない。まあ雰囲気映画だな。。。

シンプル・フェイバー

監督:ポール・フェイグ うーん、まあ悪くはないが、ネタが割れてからは平凡な展開。そのネタもちょっと禁じ手みたいなやつなので何とも。。。アナ・ケンドリックは好きなので、そこはまあよかった。しかしブレイク・ライヴリーには怖さを感じる。将来悪役で…

えちてつ物語 ~わたし、故郷に帰ってきました。~

監督:児玉宜久 福井県の“えちぜん鉄道”を舞台にしたご当地ムービー。こういうご当地映画に弱いんだよな。。。夢の挫折や自身の出生、仕事への取り組み等、いろんなものを詰め込み、故郷そして家族の愛情を描く。なんだかんだでとんとん拍子に上手くいってる…