三十路女はロマンチックな夢を見るか?

監督:山岸謙太郎

悪くはない。三十路になる女の哀しみ、焦りが出てて、悲壮感が漂っていた。夢を諦めた女が、強盗にすがり、もう一度夢を追いかけるような展開はよかった。ただこのオチが正直イマイチである。実は○○みたいなどんでん返し的なやつは若干微妙。悪くないし、こういうの嫌いじゃないが、そこまで上手く騙してるとは言い難い。普通に憂鬱女子の嘆きでよかったのに、どこか中途半端なものになってしまった。