ブラッドシンプル ザ・スリラー

監督:ジョエル・コーエン

再編集版。昔オリジナル版観たが全然覚えてないので初見といっていいかも。物語や設定に独創性がなく、よくあるスリラー。デビュー作なので全体的に青臭さがあり、よくこの程度で注目されたなあと思ったが、終盤のフランシス・マクドーマンドとM・エメット・ウォルシュの対決が素晴らしい。手に包丁刺したり、壁に銃を撃ち、壁の穴から光が差し込むなど物語は平板だが、見せ方の上手さで最後の最後で評価が上がった。