2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

リチャード・ジュエル

監督:クリント・イーストウッド さすがイーストウッドの安定感。ただいつもよりは何かが足りない。なんつーかコクがない。しかし酷いねえ。警察は証拠もなく、あいつが怪しいっていうレベルで犯人と決めつけてるし、マスコミも興味本位で適当な報道をする。…

108~海馬五郎の復讐と冒険~

監督:松尾スズキ なんだこれ。松尾スズキはよく知らないが、妄想爆発した珍作。これ松尾がただセックスしたいだけだろ。いろんなネーちゃんとヤルだけの痛々しい映画。いやこの脚本書いて、監督して、自分で演じて、ある意味凄い中年オヤジなのかも。

愛情物語

監督:ジョージ・シドニー 古き良きハリウッドのラブストーリー。ピアニスト、エディ・デューチンの伝記だけど、その人のことは知らない。亡き妻への愛情、息子への愛情、新恋人への愛情といろんな愛を綴ったものであった。まあ後半ちょっと単調な気はしたが…

屍人荘の殺人

監督:木村ひさし 原作読了済み。原作はコメディじゃないのに、こんなコメディ寄りにして原作者はどう思ってんだろう。でも真面目にやってもそれほど面白くないので、個人的にはこれはこれでアリ。神木隆之介、浜辺美波、中村倫也とこの組み合わせはコメディ…

最初の晩餐

監督:常盤司郎 お通夜の映画。その中で回想で家族とは何かを振り返る。2組の家族が再婚してひとつになる。両家族とも子連れだから、家族関係はちょっと複雑になる。でもそこから時間をかけて家族になっていく。ただちょっと残念だったのは、終盤の秘密が大…

ダイアモンドは傷つかない

監督:藤田敏八 まあ不倫映画ってことなのかな。ダラダラと不倫し続ける田中美佐子と山崎努。ただそれだけの面白味のない話。まだ新人の田中美佐子のヌードが貴重。山崎努もこの頃はそれなりにかっこよかったけど、不倫相手に向いてるかは微妙。。。

ブルーアワーにぶっ飛ばす

監督:箱田優子 つまんない。二人のケミストリーが弱い。日本人同士の方がよかったんじゃない。なぜあえて韓国人を使ったのか意味不明。あんな田舎なら帰りたくないなあ。そしてあの兄貴のキモさは尋常じゃない。あれでホラー映画に変貌させられるぐらい。映…

ぼけますから、よろしくお願いします。

監督:信友直子 なんか泣けた。他人事じゃないんだよね。うちも両親がもう高齢だからなあ。介護、認知症などいろいろと考えさせられた。その中で親への愛、娘への愛が伝わった。お父さん、お母さんの人柄もよくて、こっちまで心配の気持ちで観てしまった。後…

劇場版 おいしい給食 Final Battle

監督:綾部真弥 TV版は知らないけど、問題なく楽しめた。給食にここまで真剣に向き合うとか笑える。気楽に楽しめ、少しの感動あり。すき焼きに卵持参はうけた。ソフト麺にけんちん汁は俺の時代にはなかったなあ。市原隼人の熱血教師はいい。生徒とのしょー…

花咲く部屋、昼下がりの蕾

監督:城定秀夫 若い妻とネトラレ好きの夫の変な愛の形。城定なので観たが、結局なにが言いたいのか。波多野結衣の裸ぐらいしか観るべきものはなかった。勃起したと思ったら、木が体に刺さっていたとこは面白かったけど。。。

ザ・レイプ

監督:東陽一 日本版「告発の行方」かと思ったら、あっちは88年、こっちは82年と早い。てっきりあっちに影響されて作ったのかと思ったら、それ以前に作っていたとは。強姦そのものも最悪だが、それ以上に裁判の追求が酷い。あの時代ってのもあるが、女性を貶…

おいしい家族

監督:ふくだももこ 板尾創路の女装の父親を見て、アレ?これどっかで見たなあと思ったら、自身の短編「父の結婚」を長編化したもの。悪くはない。だけど前作はゲイだけだったのが、さらに外国人を入れてより複雑な家族にしてるところに、なんとなく現代の多…

サマー・オブ・84

監督:フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル ひと夏の冒険。いやあこれ結構いい。とにかく音楽が素晴らしい。80年代を再現した映画はあるけど、どれもそこまで時代の空気を出せない。この映画が80年代の映画に見えるの…

ジュリエット・ゲーム

監督:鴻上尚史 いやあ80年代の空気が懐かしい。あの猫の電動肩もみとか泣ける。忌野清志郎の音楽や謎めいた国生さゆり、ペンキの塗り合い、どこかおかしな演出の数々、結構前半は好き。舞台出身の鴻上尚史だから、全体的に舞台的な映画になっている。ただ後…

WALKING MAN

監督:ANARCHY 知らないラッパーの監督デビュー。「8 Mile」がやりたかったのかな。自己責任批判はイマイチ共感できないが、吃音者が生活困難な中からラッパーを目指すっていうのは嫌いじゃない。野村周平はまあまあかな。リアリティは全然ないし、主役キャ…

クリード 炎の宿敵

監督:スティーヴン・ケイプル・Jr うーん悪くはないけど、よくもない。イマイチ盛り上がりに欠く。展開もワンパターンで、結末はバカでも分かる。ドルフ・ラングレンはよかったけど、結局過去の遺産で成り立っているだけで、この映画単独としての魅力は乏…

ジュース

監督:アーネスト・R・ディッカーソン 昔観た様な気もするんだが、どうだったかなあ。曖昧だなあ。。。黒人青春映画といってもキラキラしたものではなく、犯罪寄りな方。しかしここまで友情が壊れるかねえ。さすがに2パックのキャラは暴走しすぎだが、彼は…

シグナル100

監督:竹葉リサ 漫画原作。学園デスゲーム。この手のデスゲーム系では、そんなに悪くはない。突拍子もない展開で、いきなり生徒たちにデスゲームをやらせる。まあいかにも漫画的だが、それなりに最後まで引きつけたわけだし、このバカバカしさは嫌いじゃない…

黒いジャガー/アフリカ作戦

監督:ジョン・ギラーミン シリーズ第3弾。シャフト、アフリカへ行く。3作目になり、趣向を変えてみたって感じか。個人的にはこれはこれであり。アフリカで次々と刺客に狙われる。そしてお色気もあり。お色気担当のネダ・アルネリックがよかった。ラスボス…

黒いジャガー/シャフト旋風

監督:ゴードン・パークス 「黒いジャガー」の続編。前作はあまり覚えてないけど、こっちの方が良かった気がする。いかにもなブラックスプロイテーション映画だけど、70年代の街並みとか音楽がかっこいい。話はまあどおってことないが、テンポがいいし、セン…

カツベン!

監督:周防正行 活動弁士という設定から、どうしても地味な物になってしまうのはしょうがない。周防監督の映画愛や隅々まで行き届いた計算など素晴らしいのだが、それと同時に、ややいつもよりも弾けてないというか、物足りなさを少々感じた。成田凌と黒島結…

はいからさんが通る

監督:佐藤雅道 「はいからさんが通る」といえば南野陽子ってぐらい強い印象がある。同名の主題歌のイメージもあるからね。当時観てれば、ダメダメで終わっていたけど、今観るとそんなに悪くない。彼女は決して上手くないけど、このキャラクターはしっかり自…

金の卵

監督:千葉泰樹 映画業界が舞台で、スターが本人役で出てるのが見物。三船敏郎、原節子、三國連太郎等々で、こういう業界内の話は日本映画ではめずらしいのでは。無断で応募したら、ニューフェイスに合格とか結構業界あるある。またたく間にスターに駆け上が…

パーフェクト・バディ 最後の約束

監督:ヨンス なんだこの「最強のふたり」のパクリみたいなやつは。ちょっとあからさますぎ。まあ当然アレンジはされているが、設定とかはモロである。まあこんなだけど、それなりのレベルに上げてくるのは韓国。ただ車椅子の弁護士の最後がすっきりしない。…

恋の豚

監督:城定秀夫 ぽっちゃり好きは必見?。あのムチムチ感は嫌いじゃないけど、ちょいデブ気味。ぽっちゃり専用風俗とかいろんな趣味があるのね。主役はちょっと頭悪そうな感じだけど、あのほんわかした空気は嫌いじゃない。。。

ニッポン無責任時代

監督:古沢憲吾 そこまで面白さはなかったが、植木等のこのテキトーさは逆に見習うべきものがある。高度経済成長の時代で、サラリーマンたちの心を代弁していたのではないか。急成長の時代で、仕事ばかりだけど、どこか夢があり、平和に見える。今の窮屈な時…

午前0時、キスしに来てよ

監督:新城毅彦 女子高生と芸能人の恋。いかにもな少女漫画。片寄涼太と橋本環奈も最初は微妙な気がしたが、まあまあ持ち直した。片寄涼太と眞栄田郷敦は役が反対でもいい。。。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ

監督:ソフィア・コッポラ 一応イーストウッド主演作「白い肌の異常な夜」のリメイクってことなんだろうけど、あれ?こんな話だったっけ。かなり忘れている。もっと変態的な映画だったような記憶があったけど。しかしこれ低予算だねえ。キャストにはそこそこ…

柄本家のゴドー

演出:山崎裕 演出柄本明、主演柄本佑、柄本時生の親子で「ゴドーを待ちながら」の舞台をやるにあたり、その稽古場に密着したドキュメンタリー。ニヤける柄本明。ケラケラ笑う柄本明。嗚呼あれだけで、なんか愛を感じた。でも親子だといろいろやり辛い部分も…

LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘

監督:小池健 シリーズ第3弾。峰不二子が主役。どっかで見た形だなと思ったら、そうか「グロリア」ね。短い話だけど、不二子の策略あり、アクションありで結構よかった。特に乳丸出しのアクションが素晴らしい。化物をも狂わす不二子の魔性ぶりはさすが。こ…