ヘンリー五世

監督:ケネス・ブラナー

ブラナーの監督デビュー作であり、当時はオリヴィエの再来の注目を集めていたなあ。イギリスの実力派、重鎮で固めたシェークスピア劇で、堅苦しさはあるが、良く出来ている。戦争による悲劇を強調した作りなので、ヘンリー五世の人物像は、かなり魅力的な人物に仕上がっている。終盤のエマ・トンプソンとの馴れ合いには、正直かってにやってろよと冷やか目線。それとガキの頃のクリスチャン・ベイルが見れます。