マリリン 7日間の恋

監督:サイモン・カーティス

「王子と踊り子」の撮影期間をマリリン・モンローと過ごした助監督の回顧録。期待以上の出来。素顔は全然似てないのに、ミシェル・ウィリアムズはモンローを完璧に演じていて、本当に素晴らしかった。オスカーあげたかったなあ。。。また当時の英国映画界の雰囲気も感じることができ、ドミニク・クーパーエマ・ワトソンジュディ・デンチが豪華に脇に徹している。モンローだけでなく、オリヴィエの苦悩や悲哀もあり、ケネス・ブラナーが予想以上に良かった。今だったらプッツン女優で片づけられるが、この当時の映画スター、それもマリリン・モンローはやはり伝説的なスターだったんだね。孤独と大スターは切っても切れない関係。それにしてもオリヴィエを待たせるとか、ちょっと普通じゃないよな。それも毎日。。。舞台裏を観た後は本家「王子と踊り子」を観たくなる。自分も今度観よう。