のんちゃんのり弁

監督:緒方明

とりたてて大きなことが起こる訳でもないが、30女の悲哀がにじみ出ていて、今という時代を切り取っている。30まで甘えて生きてきたツケがきたという台詞に耳がイタい。。。離婚、就職、恋愛など困難を切り開いて必死になっている主人公には共感できた。演じる小西真奈美自身も30代になり、20代の頃の役とは違った開き直りのようなものがあり熱演してました。それにしても村上淳は随分と変わってしまって、誰だか分らなかった。それゆえに先入観なく同級生役を地味に好演してました。最後は村上淳を選んでほしかったなあ。。。