金の亡者たち

監督:パク・ヌリ 金融サスペンス。こういうテーマで映画が作れるのは面白い。違法取引の内容など、分かり辛い部分もあるが、エンターテイメントとしてきちんと成立させていた。ユ・ジテなど、韓国は胡散臭い役者が揃っているので、役者の力で逃げ切った。主…

アド・アストラ

監督:ジェームズ・グレイ なんか思ってた感じと全然違った。静寂と独白。話が淡々と進んでいく。父への葛藤みたいなものがそんなにある訳でもなく、父もそこまで狂ってる訳でもなく、いまひとつテーマ自体が弱い気がした。大スターを使ったB級SFって感じか…

ヒョンジェ ~釜山港の兄弟~

監督:パク・ヒジュン 双子の兄弟が警察とマフィアの道へ進むって、「インファナル・アフェア」的なことがしたかったのかな。まあ失敗したようだが。幼少時代の事件やいろいろ絡み合った関係など、なんかごちゃごちゃ入れてくるのが韓国映画。相変わらずやり…

ニューヨーク 最高の訳あり物件

監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ ニューヨークが舞台のドイツ映画。だからどこかハリウッド映画とは違うヨーロッパの空気が感じられた。ニックの元妻二人が同居生活することになるコメディ。まあ衝突する二人が最後には・・・という大体読める展開では…

パラダイス・ネクスト

監督:半野喜弘 台湾ロケにより、違った風味はあったけど、結局なにがしたかったのか不明。思わせぶりな割には、 妻夫木聡と豊川悦司の関係性やウリ二つの女の存在など分からないことだらけ。そもそも何で3人で旅してんの。3人の絆がイマイチなので、そこま…

あなたの名前を呼べたなら

監督:ロヘナ・ゲラ コテコテのインド映画は好みではないが、これはいつもの派手なインド映画ではなく、非常に静かで地味なもの。だからいい。御曹司とメイドの秘めた恋が切ない。そしてこの邦題が素晴らしい。

無双の鉄拳

監督:キム・ミンホ まあマ・ドンソクファンのための映画。嫌いじゃないけど、こうも沢山起用されると飽きてくる。でもこういう役者が主役を張れるのは貴重な存在。悪役がいかにも嫌な奴を、嫌に演じていて悪くなかった。

8番目の男

監督:ホン・スンワン 韓国版「12人の怒れる男」といったとこ。韓国の陪審員制度の最初のケースをモチーフにしてるとはいえ、さすがに無茶が多すぎる。陪審員が容疑者に会ったりとか、法廷でハンマー投げたりとか、夜中に実際の事件を再現したりとか、韓国ら…

王妃の館

監督:橋本一 原作浅田次郎。何だコレ。パリの観光映画かな。ダブルブッキングによるコメディなんだけど、その面白さが全く活かされず、ちっとも笑えない。過去の王家の話とかもぶち込んでくるけど、意味不明。パリロケした日本の役者たちのコスプレショー。…

轢き逃げ 最高の最悪な日

監督:水谷豊 水谷豊の監督第2弾。水谷自身の脚本だからか、不自然な部分がたくさんある。なぜそういう行動を起こすのかとか、挙げると切りがない。観ていて常に違和感を感じる映画。でもそれが逆に変な味になっていて、この映画を奇妙なものにしている。と…

かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~

監督:河合勇人 アニメ版は観てた。基本アニメ向きな世界観なので、これを実写でやるとどうしてもバカっぽくなってしまう。再現度はまあまあ。特に藤原千花は結構アニメに寄せてたなあ。ちんちん多すぎ。。。

HELLO WORLD

監督:伊藤智彦 脚本は野崎まど。「正解するカド」は酷かったけど、「バビロン」は好き。結構気になる作家ではあるので、ちょっと期待したけど、うーん。。。音楽の使い方とか「君の名は」の影響を感じた。この世界がデータであるって設定は、中々面白い着想…

奇跡の絆

監督:マイケル・カーニー 白人と黒人ホームレスの友情。うーんどの辺が奇跡なのか。まあ地味な実話である。昨今の差別問題もあり、内容的にはタイムリーな映画ではある。ただやや型通りな黒人=聖人のような描き方に若干思うところも。グレッグ・キニアとレ…

秘密のキッス

監督:ダビ・メンケス 「ノック・ノック」や「ブレードランナー 2049」などで注目のアナ・デ・アルマスだが、どんな顔だかイマイチ印象に残ってなかったが、こんな顔なのか。セクシー系かと思ったら、意外と可愛い顔してる。。。何か訳ありの二人と思ったら…

ロンドン・バーニング

監督:ロン・スカルペッロ もっと父の復讐というシンプルな物でよかったのに。確かに硬派な部分はいいのだが、イマイチ面白くない。あまり主人公やその他悪役にも魅力が足りない。しかし警察の汚職が凄まじい。オリンピックとか絡むと、どこも利権やらなんや…

鮮血の記録

監督:野村孝 シンプルな復讐物。でももっとシンプルでいい。途中復讐者が変わったり、若干分かり辛くなった。戦争で敵前逃亡した男が、帰国して大物になれるもんかねえ。。。

刑事物語 兄弟の掟

監督:稲垣俊 映画としては、どおってことないが、この昭和の空気は嫌いじゃない。外国人が絡んだ麻薬事件だけど、あまりサスペンスや謎もなく平凡。田中邦衛が主役だが、コンビを組むことになった加山雄三の方が、スターのオーラが出まくっていた。

パリ、嘘つきな恋

監督:フランク・デュボスク 良ラブコメ。車椅子と嘘をついていた中年男が、本物の車椅子の女性に恋に落ち、引っ込みがつかなくなってしまうという、内容的にはちょっと少女漫画っぽい設定。誰でも予想できる結末ではあるが、そのベタな展開が気持ちいい。

密使と番人

監督:三宅唱 中身は薄いけど、それなりに味わいはある。ただ調子いい時じゃないと眠くなる。音楽はいい。ご贔屓、石橋静河も出てるので、まあそこは良かったかな。。。

ドッペルゲンガー 複製された者

監督:サンティアゴ・デラペ ブラジル映画。タイムトラベル物としてもドッペルゲンガー物としてもイマイチ楽しめなかった。SFというよりは、労働問題を絡めたブラックコメディといった方がいいかも。職場の狭い空間の中で同一人物が入り乱れる、一見好きそ…

夜汽車

監督:山下耕作 宮尾登美子原作。時代を生き抜いた二人の姉妹の物語。同じ男を愛した愛憎劇。若干長いし、女目線で見たヤクザ映画って感じだが、それなりに格調もあった。十朱幸代も秋吉久美子も脱いでいて立派。最近の女優も見習ってほしい。そして良くも悪…

泣き虫しょったんの奇跡

監督:豊田利晃 「王将」「3月のライオン」「聖の青春」と将棋映画に外れなし。これも期待以上の出来だった。奇跡ってどんな奇跡なんだろうと思い観ていた。まあ普通にプロになるんだろうな思ったら、なれなかった。プロになるには年齢制限があるのだ。プロ…

トゥームレイダー ファースト・ミッション

監督:ローアル・ユートハウグ アリシア・ヴィカンダーでリブート。女インディジョーンズってとこか。まあ無難なスタートだが、興行的には微妙で、シリーズ続ける噂もあるがどうなんでしょう。一応日本が舞台であるが、ハリウッド映画お得意のヘンテコジャパ…

12か月の未来図

監督:オリヴィエ・アヤシュ=ヴィダル フランスってちょくちょくこういう学校映画作るよな。なんか似た様な映画あったよ。「パリ20区、僕たちのクラス」とかこんな感じだった。意図的か分からないが、生徒に黒人が多い。多様性を意識してるってのもあるだ…

空母いぶき

監督:若松節朗 かわぐちかいじ原作。映画としてはまあまあ。VFXや演出など、この手のハリウッド戦争映画と比べるとショボイ気もするが、そこそこ健闘。でも出来以上に考えさせるテーマはあった。こういう事態になった時の現場や政府のシミュレーションとし…

二ノ国

監督:百瀬義行 レベルファイブのRPGをアニメ化。元々ジブリが参加していたゲームなので、映画の方もジブリっぽさが感じられた。音楽も久石譲だし。設定とかもそんなに悪くない。ラストの選択や主人公二人の関係性とか嫌いじゃない。ただ二ノ国に行く方法が…

パリに見出されたピアニスト

監督:ルドヴィク・バーナード 貧しい不良少年が、駅に置かれたピアノを弾いてたら、プロの音楽家にその才能を見いだされ、音楽学校に通い、黒人の彼女もでき、いろいろと対立と困難を乗り越え、コンクールに出場して成功する。とまあベタなぐらいありがちな…

新・夕陽のガンマン/復讐の旅

監督:ジュリオ・ペトローニ まあシンプルな復讐物。マカロニなんてこれぐらい単純な方がいい。二人の男がお互いに助けたり、助けられたり、一体なにしてんだか。そして最後は二人の対決だけど、もう仲良くなりすぎちゃったかな。リー・ヴァン・クリーフはま…

序の舞

監督:中島貞夫 宮尾登美子原作。日本画家である上村松園の伝記。この人のことは知らなかったが、この人の切手は知ってる。明治から昭和初期の話。男性社会の中で女性画家の成功は大変だったろう。まあ根本部分は今の時代でも変わらない気もするが。パワハラ…

天国でまた会おう

監督:アルベール・デュポンテル 原作脚本は「その女アレックス」のミステリー作家ピエール・ルメートルと知り、俄然興味が沸いた。第一次大戦、本来死んでてもおかしくない二人の男が生き残り帰還。上官への復讐話かと思ったが、そうはせず彼らが巡る数奇な…