大頭脳

監督:ジェラール・ウーリー

ジャン=ポール・ベルモンドのアクションコメディを見ると、やはり思い出すのは「ルパン三世」である。ベルモンドはこの映画でもルパンのようであった。さてこの映画であるが、本題に入るまでが長く正直退屈な部分もあるのだが、終始ドタバタが繰り返され印象的なシーンも多い。首を傾げたり車が半分になったり終盤での自由の女神からお金がばらまかれたりといろいろネタをぶっこんできてパワフルなコメディである。そしてデヴィッド・ニーヴンがとてもいい。この存在感やギャグセンスは流石である。ちょいおまけ。