2010-01-06から1日間の記事一覧

ダニエラという女

監督:ベルトラン・ブリエ男なら誰もが一度は考える、男の夢とも言える妄想話が現実となる前半は、アホなコメディとしてそれなりに面白かったが、後半の展開が意味不明で、もう何がしたいんだか訳わからん。モニカ・ベルッチという素材を監督が妄想全開で料…

霧の旗

監督:山田洋次松本清張のサスペンスだが、これはサスペンスの皮を被った悪女映画だ。白黒映像が美しく、内容も古さを感じさせない一級品であり、人情系の映画のイメージがある山田洋次だが、こんな復讐譚も撮れるとは流石である。事件の真犯人が他にいるよ…