鬼畜大宴会

監督:熊切和嘉

ようやく観た。これ学生映画なんだ。なんじゃこりゃな映画だが、確かにパワーはある。時代背景がよく分からん。昭和って設定のようだが平成に見える。タイトルほど鬼畜じゃないと思ったら、後半おかしな方向に動き出す。学生運動云々よりも集団心理の個人が集団に飲み込まれていく怖さを感じた。カリスマを失ったことによる崩壊なのか、終盤の滅茶苦茶ぶりはカオス。リーダー格の女が美人なら皆が従うのも分かるが、この微妙な感じが逆にリアルなのかも。