2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

クレイジー・リッチ!

監督:ジョン・M・チュウ 全員アジア系俳優で作られたハリウッド映画。といってもアメリカ人(中国系)が作った中国映画みたいなもん。アジアンズなんて言ってるが、中国人ばかりだし。評判良かったからどんなもんかと思ったら、びっくりするぐらい薄っぺら…

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

監督:クリストファー・マッカリー 面白いとは思うし、アクション満載、スリル満点とアクションの波状攻撃で抜かりはないんだけど、そろそろ目新しさは無くなってきた。「007」の主役を変えただけって気がしないでもない。トム・クルーズのケガのシーンも確…

イコライザー2

監督:アントワーン・フークア 普通続編になるに従って派手になりがちだが、この作品は地味だ。でもそこがいい。デンゼル・ワシントンのキャラというか彼の渋みだけで成り立たせた。だから派手さはないが、味わいがある。ただもうちょっと短くていい。それと…

コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~

監督:ケヴィン・スミス 下らないと言えばそれまでだが、ケヴィン・スミスらしさは全開だった。話自体は壊滅的に面白くないが、小ネタというか細かいギャグはまあまあ楽しめた。パチーノやスタローンのモノマネだったり、ハーレイ・ジョエル・オスメントやス…

戒厳令の夜

監督:山下耕作 原作は五木寛之。なんだかなあ。一枚の絵画をめぐる歴史ミステリーとしては、ナチスなんかも絡み結構壮大で面白く観れたのだが、後半から迷走し出す。鶴田浩二扮する影の大物みたいな男が、首相たちを人質にとったり、絵を返そうと海を渡った…

ホスティル

監督:マチュー・テュリ これフランス映画だったのか。まあ低予算映画としては悪くはない。その中で結構頑張ってはいる。終末世界とそれ以前の平穏な世界を交互に見せて、何が起きたのかに迫っていく。まあオチは若干想定内ではあるが、これはこれで悪くない…

グリズリー

監督:ウィリアム・ガードラー 陸の「ジョーズ」って感じ。思った以上にチープだった。グリズリーの残酷さはあるけど、怖さがない。攻撃シーンの撮り方が妙に安っぽく、叫ぶだけだったり、ほとんど人間といっしょのシーンが無いため恐怖感が伝わらない。最後…

センセイ君主

監督:月川翔 どうも浜辺美波が好きじゃない。なんか無理してる感じがするんだよね。でも顔芸大会は頑張ってはいたが。スカウターや金八はよかった。竹内涼真は清潔感あっていいと思う。話はモロ少女漫画だが、過剰すぎないか。嫌いじゃないけど。でもラスト…

ザ・ミスト

監督:ダニエル・ロビィ パリの街が謎の霧に覆われるって話。まあB級のサバイバルものであり、話もありがちちゃありがち。どういうオチに持っていくかが一番気になるところであるが、そうきたか。病気の娘と立場逆転。まあまあオチとしては健闘した方かな。…

賞金稼ぎ

監督:小沢茂弘 幕府と薩摩の関係とかイマイチ背景が分かり辛いので、正直話は入ってこない。内容はあまり面白くないので、この際それはどうでもいい。この映画の一番の見所は若山富三郎がやる座頭市のパロディだ。これが上手すぎて笑えた。風貌も声も演技も…

チャーチル ノルマンディーの決断

監督:ジョナサン・テプリツキー 悪くはない。ただイマイチドラマ性に乏しい。タイトルだと決断となってるが、チャーチルは決断してない。正直蚊帳の外だし、自分の存在意義を主張してるだけのように思えた。戦争の歯車が一度動き出すと首相ですらもう止める…

あにめたまご2019

監督:益山亮司、由水桂、熊谷那美、沼口雅徳 毎年恒例あにめたまご。今年は「Hello WeGo!」(WIT STUDIO)「斗え!スペースアテンダントアオイ」(ケイカ、グリオグルーヴ)「チャックシメゾウ」(日本アニメーション)「キャプテン・バル」(Flying Ship S…

ミッション・ワイルド

監督:トミー・リー・ジョーンズ 精神病の女3人を運ぶ旅。西部劇としては変わった設定で中々面白かった。トミー・リー・ジョーンズの昔気質な男はいかにもな役である。そして主役ヒラリー・スワンクの退場には衝撃。そこから主役を引き継ぐ感じの趣向もいい…

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

監督:クレイグ・ギレスピー 思ったほど深みがなかった。当時のことを知ってるだけに、この題材ならもっと面白くできると思ったんだけど。しかしあの環境ならこうなっちゃうのもしょうがないのかな。あの母だからこそ、ここまで上がってこれたって見方もある…

マグニフィセント・セブン

監督:アントワーン・フークア 「荒野の七人」のリメイク。そして駄目リメイク。もっとエンターテイメントでノーテンキでいいのに、なんかぱっとしない。映像が暗い。派手さがなく、平凡な展開にびっくりする。キャストはそこそこ揃っているのだが、わくわく…

海獣の子供

監督:渡辺歩 うーん若干期待外れだったかな。美麗な映像は凄いけど、慣れてくると凄さが普通になった。海や宇宙の神秘、人間と宇宙の繋がりなど観念的な映像がイマイチ気持ちよくない。映像の洪水がそれほど美しくなく、逆に眠くなった。説明的な台詞がちょ…

青夏 きみに恋した30日

監督:古澤健 うーんこれは平凡な少女漫画だ。都会っ子が田舎で運命の恋に出会うという、ありがちな恋バナ。しかもそれほど劇的なことが起こるわけでもなく、ごく平凡な田舎生活。肝心の葵わかなと佐野勇斗にさほど魅力を感じないのも痛い。映画化するほどの…

ペンギン・ハイウェイ

監督:石田祐康 思ったほどわくわく感がなかった。夏休みの大冒険を期待したのだが、そこまで大きなものはなく、小さくまとまってしまった。おっぱい少年にもそれほど共感できず。話が予想以上にSFになりすぎて、思っていたものと違ったかな。ペンギンも魅…

シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~

監督:樋口智彦 メ~テレ制作のドキュメンタリー。名古屋のミニシアター“シネマスコーレ”の副支配人、坪井篤史に密着。意外と退屈せずに観れた。これも彼の個性なのかもしれない。どこか人を引き付けるものがあるのだろう。同じ映画ファンとして共感できる部…

大列車強盗

監督:バート・ケネディ うーん全く盛り上がりに欠く地味な西部劇。タイトルからアクション巨編を想像するが、大列車など強盗しない。砂漠に埋もれた廃れた列車から金を取るだけで、なんか拍子抜けである。こりゃ見なくてよかったかなあと思ってたら、最後の…

スカイライン-奪還-

監督:リアム・オドネル 「スカイライン-征服-」の続編。まあこの手の続編としては割とマシな方。ただ最初は結構面白かったけど、除々に大味なSFバカアクションになり興味が失せた。脳みそを引っこ抜いて、エイリアンに植え付けるってのは、余り無かった発…

復讐のドレスコード

監督:ジョスリン・ムーアハウス 退屈なコメディだったが、途中ちょっとミステリーになり、最後はまたコメディに戻った。音楽がマカロニウエスタンみたい。田舎町の住人がみなパリコレみたいな服着てるってのが可笑しかったが、よかったのはそれぐらいかなあ…

マッド・ダディ

監督:ブライアン・テイラー ある日突然、親が子を襲うというゾンビ映画っぽい設定はまあいい。しかしその設定を活かしきれず、安いパニック物で終わってしまった。ニコラス・ケイジはもはやマヌケないじられ俳優になり下がった。つまらん。。。

早乙女家の娘たち

監督:久松静児 原作は「二十四の瞳」の壺井栄。やっぱり久松静児はいいね。日本の古き良き家族映画。早乙女家の娘たちが魅力的で愛がある。皆家族思いだ。女4姉妹の中、弟というのはかわいいのだろう。やんちゃだからこそ溺愛しちゃうのかな。兄弟だけど、…

名探偵コナン 戦慄の楽譜

監督:山本泰一郎 コナンシリーズの古内一成脚本は気に入っているのだが、これは一番つまらないかも。音楽ネタが盛り上がらない。推理も面白くない。登場人物に魅力ない。事件自体が興味を引くようなものになってない。とまあ凡作。ただ唯一興味深かったのは…

ダークサイド

監督:ティム・ハンター 設定自体もっと面白くできそうだが、話が進むに従ってどんどんつまらなくなる。のぞき部屋という設定が全然活かされてない。最後の対決だけじゃん。ニコラス・ケイジだから仕方なく観てるけど、もうダメかなあ。。。

ゾウを撫でる

監督:佐々部清 2013年の作品だが、お蔵入りとなりその後2017年に公開。1本の映画を巡って、そこに関わっているいろいろな人達の群像劇。それぞれのエピソードが中々面白いので、若干物足りなさはあるが楽しめた。バーテンダーになりすましたエピソードが好…

五人の軍隊

監督:ドン・テイラー いやあこれはいい西部劇。オープニングの音楽がモロ「続・夕陽のガンマン」でパクリかよって思ったらモリコーネだった。五人のプロを集めた列車強盗というシンプルなアクション映画だが、これがいろんなネタにあふれた傑作だった。「ス…

トリプルクロス

監督:テレンス・ヤング ちょっと長さを感じた。主人公の軽さがやや作品の雰囲気を軽くしてる。スパイ映画としては悪くないが、定番な展開かな。じじいイメージしかないクリストファー・プラマーが若く凛々しい姿に、こんな時代もあったんだなと。ユル・ブリ…

タクシー運転手 ~約束は海を越えて~

監督:チャン・フン なんかあざとい作風に乗れず。泣かせとか感動風味が過剰でどうも好きになれない。それが韓国映画といえばそれまでだが。友情物語としても薄い。それより驚いたのが、80年代に国が自国民をバンバン殺していたこと。韓国は一体何と闘ってい…