戒厳令の夜

監督:山下耕作

原作は五木寛之。なんだかなあ。一枚の絵画をめぐる歴史ミステリーとしては、ナチスなんかも絡み結構壮大で面白く観れたのだが、後半から迷走し出す。鶴田浩二扮する影の大物みたいな男が、首相たちを人質にとったり、絵を返そうと海を渡ったらクーデターに巻き込まれて殺されたりと結局何がしたかったのか意味不明な作品。普通のミステリーで終わらせておけばよかったのに。。。