2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

サニー 永遠の仲間たち

監督:カン・ヒョンチョル評判良かったので期待したが、全然馴染めなかった。現代パートは悪くないが、少女時代がどうも胡散臭い。というか韓国映画にありがちな、押し付けがましさや強引さが一杯で、全くノスタルジックな気持ちになれなかった。この映画で…

密航0ライン

監督:鈴木清順決して悪くないんだけど乗れなかった。展開のスピードが速いのはいいんだけど、説明不足ゆえに、イマイチ物語に没頭できない。ただ当時の空気感は出ていたと思う。当時の新聞記者は、こんな警察の潜入捜査まがいのことをやっていたのかねえ。…

ダーク・シャドウ

監督:ティム・バートンT・バートンってジョニー・デップを白塗りにするの異常に好きだよね。なにがそうさせるのか。。。もっとつまらないかと思ったけど、そこまでは酷くなかった。ただT・バートンももうダメかなと思わずにはいられない。

侵入者

監督:ロジャー・コーマン1962年、この時代にこれだけあからさまな人種差別映画を撮ったとこに、結構冒険している。差別に対しては、いろいろと思うとこはあるが、少なくても当時の白人たちは、自分たちの国が侵略されるという戸惑いがあったのだろう。…

一枚のめぐり逢い

監督:スコット・ヒックス思ったほど悪くなかった。むしろ中々いいと思ったが、どうしても軽さがあるので深みがでない。ニコラス・スパークス原作映画はみんなこんな感じだ。まあでも重い映画を目指している訳ではないので、これはこれでいいと思う。ブライ…

7 DAYS リベンジ

監督:ダニエル・グルー娘を殺された男の復讐劇。もう少しヒネリを加えてもよかったとは思うが、いたってシンプルに攻めている。やや物足りなさもあるにはあるが、奇をてらわないゆえの力強さもあった。医者という設定を活かし、拷問が結構えぐい。他の被害…

レンタネコ

監督:荻上直子「かもめ食堂」の荻上直子監督作。私自身猫好きではないが、猫好きにはたまらないかも。反復のテクニックを効果的に使っているので、平凡な話でも平凡に陥ってない。この監督がこんな上手さを見せるとは。市川実日子との息もぴったりだしね。…

プッシャー

監督:ニコラス・ウィンディング・レフンニコラス・ウィンディング・レフン初監督作。うーん初監督だし、正直まだまだなとこはあるがオマケの評価。まだやんちゃレベルで、さすがに「ドライブ」クラスには程遠い。でも主人公に一発逆転な展開を与えずに、と…

超高層のあけぼの

監督:関川秀雄日本初の超高層ビル、霞が関ビルディング建設までの長い道のりを描く。設計や耐震技術、鉄鋼、エレベーターなど当時のあらゆる建築技術を総動員して、超高層ビルという未知の分野に挑む姿は、日本人が何か大きな目標をもって生きていた時代だ…

ヴァルハラ・ライジング

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン「センチュリオン」のようなアクション系かと思ったら、なにか違っていた。うーんアクションを期待していただけに、ちょっと拍子抜け。北欧神話を背景といっても、非常に分かりづらく、思わせぶりな世界観だけのつま…

ブロンソン

監督:ニコラス・ウィンディング・レフンこんな奴とは関わりたくない。まさにトム・ハーディ劇場で、狂気の塊みたいな男を、感情爆発させたり、時に冷静になったりで、情緒不安なとこが逆に恐い。「ダークナイト ライジング 」のベインより、こっちの方がや…

幸せの行方...

監督:アンドリュー・ジャレッキーびっくりするぐらいつまらなかった。ライアン・ゴズリングという乗ってる俳優を使ってこれではダメでしょう。実在の事件だからか、大きな脚色はできないので、モロに実話の制約を受けてしまった気がする。一体この映画、何…

プリティ・フープ

監督:ジェームズ・C・ストラウスバスケ版「がんばれ!ベアーズ」といったとこか。可もなく不可もない普通なスポコン。ブレイク前のルーニー・マーラが脇役扱いで、随分出世したもんだ。エマ・ロバーツ(ジュリアロバーツの姪)が結構可愛く、今後に期待。

僕等がいた

監督:三木孝浩前篇+後篇で約4時間。こってこての少女マンガの世界。こんな少女マンガな話を無駄に壮大にファンタジーにしており、こんなほとんどの人間には無縁な劇的ラブストーリーを作ったそのセンチメンタリズムに、たまにはこういうのも悪くないかな…

ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して

監督:デヴィッド・フランケル正直ひたすら鳥を追っかける話になんの面白味もなく、鳥好きにはたまらないが、題材が地味すぎる。コメディとしても、あまり笑えない。決して悪い映画ではないんだが。。。スティーヴ・マーティンも精彩がなくなり淋しい限り。…

ラスト・ライド〜最後の旅立ち〜

監督:グレンディン・イヴィンオーストラリア映画。父と子のロードムービー。極貧親子が逃げるように、当てのない旅を続ける。もう少しストーリーを練らないと、この程度では、よくある貧乏映画で印象に残らない。地味すぎる内容。

キラー・エリート

監督:ゲイリー・マッケンドリーデ・ニーロとステイサムという、めずらしい組合わせ。デニーロが出てることにより期待度を上げてしまったため、余計その落差でつまらなく感じる。確かにデニーロは渋いけど、こんな内容では無駄遣いとしか言いようがない。ま…

ぼくたちのムッシュ・ラザール

監督:フィリップ・ファラルドーカナダの学校の話。代用教員と生徒たちの交流。先生そして生徒も他民族が多く、教育だけでなく民族や難民問題も見え隠れし、日本と比べると、いろいろめんどくさそう。しかし何も教室で自殺しなくてもねえ。。。この映画でも…

暗殺の森

監督:ベルナルド・ベルトルッチ正直前半は、かなりの退屈さ。ムードと映像はなかなかだが、ファシズムなどの時代背景がよく分からないので、どうも主人公の行動や考え方がイマイチ掴めない。正直自分には合わなかったが、それでも終盤の森のシークエンスが…

クロッシング

監督:アントワーン・フークア同監督の「トレーニング デイ」に雰囲気は似ている。そこまで悪くはないが、3人の警官にもう少し密接な関連性があったほうが、話を面白くできた気はする。3つのパートではリチャード・ギアのエピソードが一番好きかな。W・ス…

座頭市物語

監督:三隅研次シリーズ第一作。最初のこれだけは観てみようと思いみた。ストーリーはさほどでもない。ただやっぱり勝新が素晴らしい。存在感、演技力とその魅力を全開しており、本当に凄い役者だったんだなと痺れた。こういう本物の映画スターが今は見当た…

阿修羅のごとく

監督:森田芳光向田邦子原作。森田芳光が賞狙いで撮ったのかなと思えてしまう。まあでも役者が豪華だし、嫉妬やプライドなど女の本性というものが少なからず表現できていたと思う。新聞の正体もなかなか。役者では深津絵里、八千草薫が良かった。ただ中村獅…

レジェンド・オブ・ウォーリアー 反逆の勇者

監督:マーカス・ニスペル「コナンザグレート」とかあれ系のアクション。雰囲気やアクションは悪くはない。ただアクション一辺倒では、やや面白味に欠ける。ただカール・アーバンは役に合っていていい。どうでもいいが小澤征悦に似てるよな。。。

家族ゲーム

監督:森田芳光森田芳光の代表作。独特の間と奇妙な空気感。森田芳光ってやっぱり変な監督だったんだなあ。宮川一朗太の舐め腐った感じや松田優作のぶっきらぼうな演技、この2つが不思議な化学変化を起こしている。また伊丹十三や由紀さおりのどこかなげや…

遙かなる走路

監督:佐藤純弥トヨタ版プロジェクトX。トヨタが自動車会社になるまでの話であり、創業者の豊田喜一郎の物語でもある。知らなかったことがたくさんあり、元々、トヨタは自動織機の会社だったとか重役たちに隠れながら、終業後に研究という名目で自動車を作…

フライトナイト/恐怖の夜

監督:クレイグ・ギレスピーそこそこ評判よかったし、監督は「ラースと、その彼女」のひとなので期待したが、まあ普通だね。今作はリメイクだが、そもそもリメイクするほどの映画か疑問。コリン・ファレルでは真面目すぎるんだよなあ。どうせやるならニコラ…

エメランスの扉

監督:イシュトヴァン・サボー家政婦なのに随分と上から目線。またヘレン・ミレンが終始しかめっ面なので恐い。幼い頃のトラウマからか、心を閉ざした家政婦が、ほんの少しだが心を開いていく。自宅を見せないというのは、自分をさらけ出したくないというあ…

間違えられた男

監督:アルフレッド・ヒッチコックヒッチコックらしくない人間ドラマ。無実の罪で捕まった男が、犯人探しに奔走する。法廷劇あり、除々に精神がおかしくなる妻など、サスペンスはおとなしめで、ドラマに比重を置く。しかし突然笑い出すヴェラ・マイルズには…