超高層のあけぼの

監督:関川秀雄

日本初の超高層ビル霞が関ビルディング建設までの長い道のりを描く。設計や耐震技術、鉄鋼、エレベーターなど当時のあらゆる建築技術を総動員して、超高層ビルという未知の分野に挑む姿は、日本人が何か大きな目標をもって生きていた時代だったんだなと実感。高度経済成長時代の日本の物作りの原点を見た。地震国だからこその耐震技術の高さも、この時代に培われてきたものなのだろう。余談だが、若き日の田村正和がメッシにそっくりだった。。。