モリコーネ 映画が恋した音楽家

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ

個人的に映画音楽の神様はジョン・ウィリアムズエンニオ・モリコーネである。いやあとても良かった。モリコーネの足跡は映画の歴史とも言えるぐらい濃厚であった。全く退屈しなかったのは、彼の素晴らしい音楽と映像の相乗効果。めくるめく映画の世界に酔いしれた。レオーネ映画の音楽はもはや発明だ。他の人間では作り上げられない独自の音楽センスが新たな音楽の扉を開いた。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の音楽なんてあんなの泣くわ。「ミッション」も「アンタッチャブル」も好き。そして「ニューシネマパラダイス」。郷愁を思わせ、90年代を懐かしみ、これもまた泣けた。映画に愛された偉大な音楽家でした。