歓びの毒牙

監督:ダリオ・アルジェント

意外と平凡なサスペンスと思いきや結構いろいろと変な味があり、印象深いシーンが多い。オチも結構ちゃんとしてるし、今じゃ珍しくないけど当時としてはそこそこ斬新だったのだろう。なんでもないシーンでも頭にこびりつくような画を作り出し、どこか奇妙な世界へと迷い込んだ気にさせられる。モリコーネの音楽もサスペンスには場違いな感じだが、でもその変さこそこの映画を一層おかしなものにしている。これアルジェントのデビュー作だったんだ。。。