南極物語

監督:蔵原惟繕

実はこの有名映画、初見である。なんとなく観る気しなかったんだけど、とりあえずどんなもんかと思い観てみた。南極での過酷さは「植村直己物語」の方が、上であり、ドラマとしてはやや退屈に感じた。ただ高倉健渡瀬恒彦は良かったし、夏目雅子が凛とした美しさで、出番少ないけど存在感を発揮。それと荻野目慶子がすごい可愛くてびっくり。そしてヴァンゲリスの音楽が、この映画の格を上げていた。ラストシーン、置き去りにしたタロとジロの再会に鳥肌が立った。このシーンだけでも観たかいがあった。