ディア・ウェンディ

監督:トマス・ヴィンターベア

廃れた町の青春がなかなか良く、前半は非常にいい。しかし後半、若者たちの意味のない戦争ごっこに発展してしまい、青春映画としての折角のいい雰囲気が壊れた。そもそもあの婆さんを付き添うのに、あの短い距離で、まるで西部劇の護衛のような大袈裟っぷりが不自然な脚本。というか脚本はラース・フォン・トリアーだったか。。。ゾンビーズの音楽も良かっただけに、非常に惜しい青春映画だ。