幸せへのキセキ

監督:キャメロン・クロウ

キャメロン・クロウにしては随分と正攻法な作り。家族と動物園の再生という、分かりやすいテーマで安心して観られる作品。ただ若干物足りない気がしないでもない。マット・デイモンもオヤジをやる年齢になったか。人柄が出ていて、素敵な父親像をみせていた。また娘が可愛くて、デレデレになるのも無理はない。エル・ファニングは他の映画だと、いつもムスっとしていて、少女の頃は、あんなに可愛かったのになあ・・・だったのが、今作は別人のように笑顔が絶えない役で、そのツンデレぶりにやられた。