[リミット]

監督:ロドリゴ・コルテス

映画史上初?の登場人物1人による生き埋めサスペンス。ちょっと映るエキストラさえいない、ホントに1人で映画を成立させた挑戦的かつ実験的な映画。ケイタイ電話が共演者になりうるんだから、すごい時代になったってことか。。。アイデア自体は結構考えられそうなものだが、ここまでマトモなものに仕上げたのは、ロドリゴ・コルテスの演出力の確かさによるものだろう。ただ動きが限定されるため、アクション性に乏しく、小粒感は否めない。意地の悪いラストは気に入ったけどね。