ホルテンさんのはじめての冒険

監督:ベント・ハーメル

なにも起こらない話である。ベント・ハーメルが監督なので、予想はしていたが、大きなことは何も起こらない。じゃあ退屈かというと、そうでもない。定年退職した主人公の定年後ののんびりとした日常を描いているだけなのだが、ノルウェーの街並みやそこで生きる小市民たちの小さな小さなエピソードがほのぼのしていて、ちょっと癒された。ただ調子が悪い時観たら眠りそうな気もする。