チャプター27

監督:J・P・シェファー

ジョン・レノンを殺した男マーク・デイヴィッド・チャップマンのレノンを殺すまでの3日間を描いた映画。この男自体に大したドラマがある訳ではないので、独白とジャレッド・レトーのほぼ独り芝居が映画を占めていて、男の心の闇に迫る。とはいえレノンを殺す理由なんて無いも同然で、この男の自分勝手な妄想で殺されちゃたまったもんじゃない。ジャレッド・レトーの役者根性は評価するが、この程度の映画でそこまでやる必要もなかったんじゃない。映画の内容よりも体重増減俳優として、デニーロ、クリスチャン・ベイルに続き、新たに一人加わったな。