暗い日曜日

監督:ロルフ・シューベル

この曲のことは昔、アンビリーバボーかなんかでやってるのを見たことあったので何となく知ってはいた。聞いたひとが自殺する曲だったので、もっとオドオドしたミステリーを予想していたんだけど、内容は全然違っていた。第2次大戦を背景にした男二人と女一人の愛とナチスの侵攻を描いたものだった。主演のエリカ・マロジャーンが美人で、この映画の大きな魅力となっている。曲どうこうより、3人の奇妙な関係性とかつて命を救った店の客がナチス隊長になり帰ってきて、そこから生じる人間ドラマが主体。ラストの復讐劇はいいんだけど、曲が殺すという不可解さが無くなってしまい、それはそれでちょっと残念だ。