2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとくず

監督:上西雄大 「西成ゴローの四億円」で知った上西雄大。なんか年取った鎌田みたい。。。それはさておき、幼児虐待がテーマ。チンピラと女児という組み合わせで、まあいろいろとツッコミ所はあるし、粗削りではあるんだけど、なんか熱意というか魂はこもっ…

はい、泳げません

監督:渡辺謙作 トラウマからの再生。悪かないけど、これといって何もない。長谷川博己と綾瀬はるかの魅力でそれなりに成立はしているが、もうひとつ何かがない。水泳仲間のオバちゃんたちもそんなに個性的ってわけでもないし。ダブルヒロインみたいにしてる…

大怪獣のあとしまつ

監督:三木聡 思ったほど悪くはなかった。三木聡の笑いは苦手だが、この規模でこんなバカをやることは中々勇気のいるところ。下らないギャグもそこまで嫌いじゃなかった。怪獣のあとしまつをするという発想はいい。真面目に作らずギャグに走ったことは、これ…

少年猿飛佐助

監督:藪下泰司、大工原章 50年代の日本のアニメ。少年の冒険活劇。滑らかなアニメーション、可愛らしい動物たちと当時の日本アニメの特徴がよく出ていた。少年の成長とアクションというシンプルなありがちアニメだが、これがのちのアニメ大国に繋がってい…

君たちはまだ長いトンネルの中

監督:なるせゆうせい 経済エンターテイメント。いやあ勉強になった。とても分かりやすく日本経済のまやかしを指摘していた。これが全て正しいのか分からない。ただこういう考え方もあるということ。この映画をすべての若者に観てほしい。そして彼女のような…

三姉妹

監督:イ・スンウォン 改めて価値観が共有できない国だということを認識した。韓国の闇。皆、常にイライラしている。いつも怒ってる。そして怒鳴り散らす。いつもの韓国であり、不快であり、こんな国にいて疲れないのだろうか。三姉妹みんなおかしい。全く共…

真夜中乙女戦争

監督:二宮健 原作者は「ファイトクラブ」に影響を受けたんだろう。それを日本でやってみましたって感じの映画。ノートンが永瀬廉で、ブラピが柄本佑。かっこいいを目指したと思うのだが、痛々しいになってしまった。まあでもこの痛々しさは嫌いではない。池…

郵便配達は二度ベルを鳴らす

監督:ルキノ・ヴィスコンティ 昔ジャック・ニコルソン版は観た。これは2度目の映画化で、ヴィスコンティの初監督作。1943年の作品なので、戦時中に撮ってたようだ。正直サスペンスとしては普通で、その辺に力は入れていない。むしろ夫殺害後の男の苦悩…

ファンキーハットの快男児

監督:深作欣二 深作、千葉真一コンビ作。千葉は期待の若手として、まあ駆け出しの頃の作品。1時間弱の中編。まあ短いので、テンポよくポンポン進んでいき楽しい活劇にはなっている。タイトルのダサさが秀逸。

こころに剣士を

監督:クラウス・ハロ フェンシング映画というのは珍しい。ただその影ではエストニアという国の歴史が大きく絡んでいる。大戦中はドイツ、戦後はソ連に占領された国。その時代によって軍人から戦犯になってしまう。時代に翻弄されながら、教師として子供たち…

馬鹿まるだし

監督:山田洋次 山田洋次らしい人情喜劇。ハナ肇がお調子者の役で寅さんの原型のような感じ。ハナ肇はいい役者だよ。そしてなんといっても目を引くのは桑野みゆきの可愛さ。彼女のためならと思わせる説得力ある美しさ。昭和の香り漂う古き良き喜劇でした。

オフィサー・アンド・スパイ

監督:ロマン・ポランスキー ポランスキーさすが。見応えたっぷりのドラマ。“ドレフュス事件”なんとなく聞いたことある事件だったけど、ここまで深く知れてよかった。本来本筋であるスパイを捕まえることから、間違った男をスパイにしてしまう冤罪事件で警察…

劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSION

監督:川口敬一郎 TVアニメの劇場版第2弾。映画版はどれも後付け感がすごい。念に対して怨という新たな能力作り出してるし。つーかはっきり言ってネテロが本気出せば一発で終わるだろ。普通。。。

劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)

監督:佐藤雄三 TVアニメ初の劇場版。普通かなあ。クラピカの過去話をメインにしたスペシャル版。映画化するほどでもなく、テレビで十分な内容。それぞれの過去とか大分忘れているので、若干ついていくのに疲れた。。。

さらば荒野

監督:ドン・メドフォード 予想外の傑作。人妻を誘拐して寝取ったら、いつしか仲良くなってしまったと普通なら誘拐犯が悪者で、取られた夫が正義みたいな感じになるのが真っ当な西部劇なのだが、これはそうはならないのがミソ。妻を取り返しに来るジーン・ハ…

海辺の彼女たち

監督:藤元明緒 ベトナム人女性3人の日本出稼ぎの実情。まるでドキュメンタリーのようなリアルさ。問題提起にはなっていると思うのだが、作品としてはあまり共感できないというか。日本に限らず、楽に稼げることなんてない。どんなことを言われて日本に来た…

散歩する惑星

監督:ロイ・アンダーソン シュール&カオス。いつものロイ・アンダーソン。皆なぜか顔を白塗りしてゾンビみたいだ。なぜ?とか考えてはいけない。深く追求しても意味はない。内容も全く意味が分からない。そもそも意味などない。誰かが何かを話している。し…

抜き射ち二挺拳銃

監督:ドン・シーゲル さすがドン・シーゲルの安定感。ダブル主演みたいな感じだが、もっとオーディ・マーフィが目立ってもよかった。若干悪役や弱いのとアクションがもっとほしかったところだが、時間も短めで観やすいし、B級西部劇としては及第点。

冬のメイ

監督:早川千絵 「PLAN 75」の監督の20分程度の短編。少女たちの貧困。ドキュメンタリー映画かと思うぐらいドキュメンタリーしてた。短い時間だが、少女たちの置かれている状況は、観てて辛かった。ちょいおまけ。

眠る虫

監督:金子由里奈 60分強の中編。鼻歌に誘われた小さな話。この映画の音楽がどこか心地よく、ゆったりとした作風に身を委ねた。主演の松浦りょうもいい雰囲気があった。どおってことないけど、こういうのもたまにはいい。ちょいおまけ。

秘密の森の、その向こう

監督:セリーヌ・シアマ 森の中で少女は小さい頃の母と出会う。そうか双子の姉妹なんだね、どおりで似てると思った。ゆえにどっちがどっちなのか分からず困った。森が美しく神秘的な空気を作り出していた。この監督別に好きじゃないけど、ファンタジーなので…

虎の洞窟

監督:野村萬斎 アクターズ・ショート・フィルム3。野村萬斎の独特の世界観は出ているのだが、うんよく分からん。演じる窪田正孝もよく分かってないと思う。。。

いつまで

監督:中川大志 アクターズ・ショート・フィルム3。結婚式帰りの3人の若者たちが見知らぬ駅で途方に暮れる。基本3人のダラダラ話。結婚式帰りの何とも言えないあの空気は出ていた。

長浜/八月八日

監督:三宅唱 2つの短編。まあ石橋静河のプロモーションビデオみたいなもん。石橋静河好きだからいいけど、内容的には踊ったり、台本の本読みしたりの日常的なもので、映画と呼べるほどの代物ではない。。。

おろかもの

監督:芳賀俊、鈴木祥 話の作りは悪くない。兄の浮気相手と妹の奇妙な関係。兄には婚約者がいる。愛人と妹がつるんでることは知らない。そして婚約者も兄に浮気相手がいると何となく知りながらも、見て見ぬふり。この4人の絡み具合はそこそこ面白かった。最…

遥かなる甲子園

監督:大澤豊 聾学校の生徒が野球に打ち込む姿を描く。志はいいが、映画としてはイマイチ面白くない。聾唖者が野球をやる絵的に特に面白味がない。困難に挑戦するという感動もあまりない。生徒に萩原聖人がいて驚いた。。。

KAPPEI カッペイ

監督:平野隆 ギャグ漫画を映画化。くだらねえ。非常にくだらねえ。でもなぜか最後まで観れてしまった。役者たちもバカに徹しないといけないから大変である。でもこういうバカな役ってやりたくなるものなのかなあ。たまーに笑えるとこもあるけどね。この漫画…

EMMA エマ

監督:オータム・デ・ワイルド ジェイン・オースティン原作。アニャ・テイラー=ジョイを見るためだけなので、イマイチ内容は入ってこない。身近にいた男への愛に気づき、最後はくっつくという、ざっくり言えばそんな話。ちょい長め。あのパッとしない友人が…