郵便配達は二度ベルを鳴らす

監督:ルキノ・ヴィスコンティ

ジャック・ニコルソン版は観た。これは2度目の映画化で、ヴィスコンティの初監督作。1943年の作品なので、戦時中に撮ってたようだ。正直サスペンスとしては普通で、その辺に力は入れていない。むしろ夫殺害後の男の苦悩に重きを置いている感じ。結構ダラダラしてるので、もっと短くてもいいのかな。女にそそのかされた単純なバカ男でなく、意外と感受性が強いキャラにしてるのが印象的だった。