死の十字路

監督:井上梅次

江戸川乱歩原作。妻を殺してしまった男が死体を処理しようとする途中に、関係ない別の死体も処理するはめになる。さほど凄さはないが、安心して観られるサスペンス。50年代という時代性、モノクロの映像、そして三国連太郎の存在感。そこそこストーリーも練られているし、井上梅次は何気に気になる監督ではある。