クリスマス・ツリー

監督:テレンス・ヤング

アクション監督のイメージがあるテレンス・ヤングだが、こんな感動系があったのね。でも飛行機の大爆発なんかはCGの無い時代にしては迫力あった。爆発により放射能を浴びてしまった少年が白血病になる。今なら大問題だが、大騒ぎせず妙に受け入れているのは時代のせいか。残りわずかな時間を父親と息子がいっしょに過ごすんだけど、これがイマイチ面白くない。ただやはりラストはしんみりした。クリスマスツリーの前で静かに息を引き取る息子。抱きかかえるウィリアム・ホールデン。二匹の狼が吼え、静かに幕を閉じた。。。